髪の毛が落ちていて気になることってよくありますよね。
特にフローリングの床の場合、髪の毛は目立つので残さず気をつけて掃除をしますが、しばらくするとまた落ちているのを発見して「また掃除しなきゃ」という気持ちになり、だんだんストレスに感じてしまうこともあると思います。
とはいえ、髪の毛は拾いにくいので、こまめにお掃除をするのも手間がかかってめんどくさいですよね。
今回は、フローリングの髪の毛の掃除方法とおすすめのお掃除グッズをご紹介します。
気が付いたら髪の毛が落ちている!?
掃除をしても、終わったそばから落ちている髪の毛を見つけると悲しい気持ちになりますよね。
人間は1日に50本以上も髪の毛が抜けるそうなので、4人家族なら毎日200本以上の髪が床に落ちていることになります。
そう考えると多少の髪の毛は仕方ない気もしますが、それでも床に落ちていると気になるし、最近はおしゃれや部屋を明るく見せるために白やベージュなどの色のフローリングを選ぶ人も多いので、日本人の黒髪は余計に目立ってしまいます。
せっかく掃除をしたのに髪の毛を見つけると、「また掃除しなくちゃ」という気持ちになるのでだんだんストレスも溜まってきますし、なんとかしたいところですよね。
そこでフローリングの髪の毛のお掃除方法をいくつかご紹介します。
フローリングの気になる髪の毛の掃除方法
フローリングの床は色によって髪の毛が目立ちやすいという難点がありますが、畳やカーペットと比べると掃除がしやすく、比較的使える掃除道具も多いのが特徴です。
まず、多くの家庭で持っていると思われる「掃除機」。
これは吸引力があるので、髪の毛だけでなく多少大きめのゴミも吸い取れて、掃除道具としてはかなり優秀ですよね。
いちいちコンセントに繋ぐのがめんどくさいという方は、コードレスの掃除機を選ぶと楽にお掃除できるようになりますよ。
ただし、音がかなり大きく、夜間や早朝の使用は近所のご迷惑になってしまう場合もあるので、使用する時間帯は注意が必要です。
次に、クイックルワイパーなどの「お掃除シート」があります。
こちらはドライシートとウェットシートがありますが、髪の毛に関してはどちらでも絡め取れるようでした。
拭き取るのがメインなので大きいゴミは取りにくいですが、髪の毛やホコリなどをさらっと拭き取るにはぴったりですね。
お掃除シートは、性能差はあるものの100均でも購入できる掃除道具なので、リーズナブルという点でも使いやすいグッズです。
そして、いわゆる「コロコロ」と呼ばれる粘着クリーナーも髪の毛の掃除にはぴったりです。
厚みのあるゴミでなければ、粘着シートでしっかりゴミをキャッチしてくれるので取り残しがなく、物によっては畳やカーペットなども一緒に掃除できるので、たくさん掃除道具を持つ必要がなくなります。
さらに、こちらも100均でも購入できるお掃除グッズなので、あまりお金をかけたくない方におすすめです。
ただし、クリーナーの幅が狭い分、広い範囲を掃除するには時間がかかるので、他のお掃除グッズと併用すると良いと思います。
このように、フローリング向きの掃除道具にはそれぞれ長所と短所があるので、ご自身の部屋やお掃除するタイミングなどによって、選んでみてくださいね。
おすすめの掃除グッズ
続いてはそれぞれおすすめの掃除グッズをご紹介していきます。
まず、掃除機部門ですが、おすすめなグッズは「ルンバ」です。
勝手に掃除をしてくれるお掃除ロボットなので、仕事で忙しい人やお子さんの多い家族など「掃除の時間が作れない!」「めんどくさい掃除を楽にしたい!」という方には、かなりおすすめです。
欲しいと思いつつも高くて手が出せないという方も多いと思いますが、600シリーズとeシリーズは比較的リーズナブルで性能もある程度整っているので、迷っている方はこのあたりから検討すると良いかもしれません。
ちなみに、お掃除ロボットはルンバよりも低価格な類似商品も他社から出ていますが、低価格な分だけ性能に差があります。
超えられる段差の高さや対応できる床のタイプなども異なってきますので、価格だけでなく、必ずレビューなどでご自身のニーズに合った商品なのかもしっかりと確認することをおすすめします。
また、購入前にレンタルしてみることのできるサービスも発見しましたので、心配な方や一度使ってみたいという方は、こうしたレンタルサービスも活用してはいかがでしょうか?
⇒ Rentio(ロボット掃除機)
続いて、お掃除シート部門では、「クイックルワイパー立体吸着ウェットシート」をおすすめします。
(商品一例:楽天市場)
⇒ クイックルワイパー立体吸着ウェットシート(Amazon)
お掃除シートは、掃除機と違って部屋ごとにコンセントを挿し直すといった手間がかからないですし、時間帯を問わず使えるので便利なのですが、薄いものだと家中の掃除には足りずに何枚か使用しないといけなくなったり、途中で乾いて拭き取り力が落ちてしまう場合があります。
クイックルワイパーの立体吸着ウェットシートなら、厚みがあるので髪の毛もしっかり絡め取れますし、フローリングで気になる夏場の皮脂汚れなども一緒にお掃除できるので、清潔な床を保ちやすいと思います。
他のシートよりは割高ですが、一枚でお掃除が完了すると考えればコスパが良いかもしれません。
ちなみに上述の通り、100均でもお掃除シートは購入できるので、一人暮らしなどあまり部屋が広くない場合は、100均で購入するシートでも十分足りると思いますよ。
お部屋の広さやゴミの出やすさなど、生活環境に合わせて選んでみてくださいね。
最後に、粘着クリーナー部門では、「フロアクリン」をおすすめします。
(商品一例:楽天市場)
⇒ フロアクリン(Amazon)
フローリングに普通のコロコロを利用すると、粘着力が強すぎてシートが床にくっついてしまい、コロコロできなくなってしまうことがあります。
こちらの商品はフローリング用の弱粘着テープと強粘着テープが組み合わさっているので、シートが床にくっつかず、強粘着テープのところでゴミもしっかり取れるのでおすすめの商品です。
さらに柄を長くできるタイプもあるので、立った状態で使えて短いものよりお掃除が楽にできると思います。
こちらも100均でも購入できるグッズですが、フローリング用でないと床にくっついて掃除がやりにくくなってしまう場合が多いので、フローリング用かどうかは忘れずチェックしてから購入してくださいね。
キレイを保つコツはこまめな「ながら掃除」!
ここまでお掃除方法とおすすめグッズを紹介してきましたが、それぞれ長所と短所があるので組み合わせて利用すると良いと思います。
特に髪の毛は、気づけば落ちているということが多いので「ながら掃除」がおすすめです。
家のすぐ手を伸ばせるところにお掃除シートやお掃除クリーナーを置いておき、テレビを見ながら、歯磨きをしながら、お湯を沸かしながら、といった感じで、何かをしている最中にささっと気になるところだけ髪の毛をとってしまえば、わざわざ掃除の時間を取らなくていいので、ストレスがなくお掃除が続けられますよ。
使いやすいところにあえて出しておくと「ながら掃除」がしやすくなるので、お掃除シートやお掃除クリーナーの置き場所などは、ぜひ工夫してみてください。
合わせて、お休みの日などゆっくり時間を取れるときだけ、掃除機などのちょっと準備や片付けがめんどくさいけど強力なお掃除グッズを使うと、お部屋を綺麗に保ちやすくなると思います。
一回の掃除で完璧にきれいな状態を保ち続けるのは難しいですし、「掃除をしたのに(すぐ髪の毛が…)」と思うとストレスが溜まってしまうので、髪の毛は落ちるものと思って「ながら掃除」がしやすい環境を整えると気持ちにゆとりができそうですね。
まとめ
今回は、フローリングに落ちた髪の毛のお掃除方法とお掃除グッズをご紹介しました。
髪の毛が気になるのは多くの人にとって共通の悩みです。
自分の部屋だけかもとあまり気にしすぎるのでなく、髪の毛は落ちるものと思って、こまめな掃除を心がけてみてくださいね。