赤ちゃんって、とかくなんでも口に入れたりなめたりしがちですよね。
ちょっと目をはなしてしまったときには、とんでもないものを口にしてたりするので家事で忙しいお母さんも気が気じゃないですよね。
赤ちゃんを育てるときにはおもちゃはもちろんですが、絵本も必需品です。
赤ちゃんの頃はその絵本もなめてしまう可能性があります。
赤ちゃんですから仕方がないといえばそれまでですが、赤ちゃんが絵本をなめてしまう行為はそれほど心配しなくても良いのか気になりますよね。
そこで今回は、赤ちゃんが絵本をなめるのはやめさせたほうがいいのかについて調べてみたいと思います。
赤ちゃんがものをなめるのは仕方ない?!
赤ちゃんは気が付けば絵本だけでなく、おもちゃなど形があるものであればなんでも口にいれようとしますので気になりますよね。
「やめさせたほうがいいのでは?」と思っている人もいるかと思います。
実は、赤ちゃんは「いったいこれは何だろう?」ということを確かめるために口に入れて噛んだりなめたりしているのです。
口にいれて噛んだりなめたりするのは脳の発達には欠かせないもので、口に入れることによって硬さや味や匂いを確かめて一種の脳のトレーニングにもなります。
ですから、赤ちゃんがものを口にいれて噛んだりなめたりしても慌てずに見守っていてあげるのがいいでしょう。
しかし、なんでも口にいれていいというわけではありません。
ボタン電池などの小さいものを口にいれるのは危険ですので注意してあげましょう。
(参考:ママ、あのね )
赤ちゃんが絵本をなめることによって絵本がボロボロになってしまい、素材の一部を誤飲してしまうなど健康上の不安を感じてしまうことも事実です。
大抵の場合、舐めただけでは健康上の心配はありません。
赤ちゃんのときには、仮に誤飲した場合には小さい紙なら消化され、消化できないものは便としてだされるので心配いりません。
ただし、顔色が悪くなったり、呼吸が苦しそうだったり、意識がもうろうとしていたり、ぐったりしているなど、明らかにいつもと違って様子がおかしい場合には、迷わず病院へ受診するようにしてください。
それでも不安を感じるようであれば安全な紙とインクを素材にして作られている絵本もありますのでそのような絵本を準備するようにすれば安心ですね。
誤飲しないようにするには、絵本の選び方も大事です。
絵本を選ぶときには、布製の絵本や厚紙で作られた絵本を選ぶと誤飲する心配も軽減でき安全です。
(参考:ベビーカレンダー )
絵本を読む楽しさを教えてあげよう
「赤ちゃんはまだ言葉もわからないから、絵本なんて読ませなくても」と思う人もいるかもしれませんが、赤ちゃんでも絵本を読んであげるのはとてもいいことです。
そもそも絵本を読むとどのようなメリットがあるのでしょうか?
絵本を読むことで想像力が養うことができます。
大人でも小説などを読むときには、次の展開を創造したり感情移入をして自分を登場人物に重ねてみたりします。
子どもも同様に想像力を働かせて、嬉しさや悲しさ楽しさの感情を学んでいきます。
なかなか忙しくて体を使って遊んだりできないときには、絵本の読み聞かせでコミュニケーションをとることができます。
愛情をこめて読み聞かせてしてあげれば、きっと赤ちゃんにも気持ちは伝わります。
でも、一方的に読んであげるのではなく、赤ちゃんの反応も見ながら声色を変えるなどして大人も一緒に楽しんで読んであげてください。
何よりも、お母さんやお父さんが赤ちゃんに絵本を読んであげることを楽しみましょう。
赤ちゃんにもオススメの絵本
言葉が分からなくても0歳から楽しめる絵本とはどんなものがいいのでしょう?
0歳のうちは、言葉を理解することができません。
お話の内容や文字がなくても絵を楽しめる絵本がいいでしょう。
また、いろいろなしかけがある、いわゆる飛び出す絵本も目で楽しめますし、パタパタと手を使ってページをめくることで訓練にもなります。
<飛び出す絵本の商品例>
表現力も身につけたいと思うのであれば、音が出る絵本もオススメです。
身の回りの音が出るものなどがあれば、周りの音にも興味をもち、表現力も豊かになるでしょう。
<音が出る絵本の商品例>
布製の絵本は破れて誤飲をしたりする心配がなく、触ったりなめたりして脳の刺激や手指の訓練をしながら遊べるのでオススメです。
<布製の絵本の商品例>
また、紙の絵本がいいなと思っている方には、簡単には破れることもなくちぎりにくいボードブックがオススメです。
紙も厚めで1.5mmほどあり、赤ちゃんの力ではちぎったりすることはできないので安心です。
<ボードブックの商品例>
ボードブックに使われている素材は、食品用パッケージにも使われている蛍光染料を使わない紙で、インクなども安全な素材が使われているのでなめても安心です。
オススメの人気絵本はこちらを参考にいてみてください。
参考 ⇒ my best「 【2022年】0歳向け絵本のおすすめ人気ランキング20選」
まとめ
赤ちゃんには読み聞かせしても理解してくれるかなあと心配かもしれませんが、赤ちゃんなりに理解してくれていることを大人がちゃんと理解しておきましょう。
まずは、大人が赤ちゃんに絵本を読むことを楽しんであげましょう。