フライパンの油に引火!?炎の消し方や対処法を知っておこう!!

フライパンの油に引火!?炎の消し方や対処法を知っておこう!! 生活

揚げ物をしていて、いきなり鍋から炎があがった時って心臓が止まりそうになりますよね。
どうしたらいいかわからなくてパニックに陥りますし、そこから火事につながってしまったという事故も少なくはありません。

まさかと思う人もいると思いますが、実はフライパンからの引火はどんな家庭でも起こり得ます。
そんな時どう対処するべきか分かっていれば安心できるし、間違った行為によって大事故を起こすことも防げるので、こういうことは知っておいたほうが良さそうですね。

 

そこで今回はフライパンから炎が上がった場合の対処法とその原因、やってはいけない危険行為について紹介します。

 

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フライパンから炎が!?安全な消し方は?

フライパンから炎が上がってしまった時は、どう対処したら良いのでしょうか?
おすすめできる安全な火の消し方は3つあります。

 

蓋をする

炎が上がったことに気づいたらすぐに蓋をしましょう。

蓋をすることで、炎が燃える燃料となる酸素の供給を断つことができるので、蓋のないフライパンの場合でもフライパンを覆えるだけの大きさの蓋であればかぶせてしまって問題ありません。

この時、すぐに蓋を開けてしまうと再び炎があがってしまう可能性があります。
これはフライパンの中の酸素が消費しきれておらず、まだフライパンの中で燃えていることや油の温度が下がりきっていないことが原因になるので、蓋をして火が収まってもしばらくは蓋を取らずにそのまま放置しておくようにしましょう。

また、蓋をした後の再発火を防ぐ方法としては、すぐに蓋をかぶせてしまうのはなく、ゆっくりフライパンの縁をスライドさせるように蓋をするという方法があります。
SankeiNewsに消し方の動画が載っているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

 

瞬感 水と油 引火した天ぷら油の正しい消し方 ふた編

 

ただし、あまりに炎が大きくなってしまうと消化できなかったり、蓋をする時に火傷してしまう可能性があるので、注意しておこなうようにしてください。

 

濡れたタオルをかぶせる

バスタオルのような大きめのタオルを濡らして絞ってからフライパンにかけるという方法も有効です。
これも蓋をする方法と消化の原理は同じになります。

注意点は、タオルの水分が多すぎてビショビショだと鍋にかけた際に水滴が鍋に落ちて跳ねてしまい火傷をする可能性が高くなるので、ある程度絞ってから使うようにしましょう。

また、薄いタオルだと1枚では消化しきれない場合もありますので、炎が収まらなくても慌てず2枚目のタオルをかけて消化してください。
こちらもSankeiNewsに消し方の動画が載っているので、お手本として見てみることをおすすめします。

 

瞬感 水と油 引火した天ぷら油の正しい消し方 布編

 

消化器を使う

オーソドックスな方法ですが、確実に火を消せるのはやはり消化器です。
使う機会はあまりないですが、いざという時に冷静に作業できるように消化器の設置場所と使用方法は一度確認しておくのが良いでしょう。

ネット上にも消化器の使用方法を説明するページや動画がたくさんあるので、そういった物を参考にするとよりイメージが湧きやすいと思います。

 

(商品例)

 

フライパンに引火する原因

ここまでフライパンに炎があがってしまった場合の対処法について紹介しましたが、そもそもフライパンに引火してしまう原因は何なのでしょうか?

これには油の性質が影響しています。
油は、温度が300 ℃以上になると油自体が自然発火するという性質を持っています。
そのため、油をいれたフライパンを長時間熱し続けると温度が上がっていき、300℃を超えたあたりで炎があがってしまうんです。

揚げ物など長時間油を使用して料理をする場合には、温度計をつけて300℃を超えないようにこまめに確認するか、切りの良いところで一度火を止めて温度が上がりすぎないようにするなど注意をすると、フライパンからの発火を予防することができます。

 

消火する際の危険なNG行為

フライパンに引火する原因と適切な対処方法が分かったところで、合わせて知っておきたいのは消化する際にやってはいけない危険行為です。
今回は2つのNG行為について説明します。

 

水をかける

一番やりがちな消化方法であり、かつ最も危険な行為は「水をかける」ことです。

なぜ危険なのかというと、先程説明したようにフライパンに引火する原因として油には300℃以上で自然発火するという性質があります。

一方で、水というのは100℃を超えると蒸発して水蒸気に変わります。
つまり、油が発火するほどの高温状態のフライパンに水をかけると、水は一瞬で水蒸気に変化するんですね。

その際に水が膨張しフライパンの中の油を弾き飛ばすため、爆発したように高温の油が周囲に飛び散り、火事につながったり大火傷をする可能性が高いんです。

実際、危険性について実証するため、神戸市のチャンネルでは実験動画なども公開されています。

 

絶対にしないと誓ってください!天ぷら油火災に水を入れると・・・

この行為はとてつもなく危険なので絶対にしないようにしましょう。

 

油やマヨネーズをいれる

炎の上がったプライパンに水をかけることがNGということは分かりましたが、おなじ油であれば温度を下げられるという考えのもとに、油やサラダ油が多く使われているマヨネーズをいれるという消化方法が紹介されていることもありますが、これはあまりおすすめできません。

原理としては、温度が高いため発火してしまっているので、熱していない油をいれることで水をかけた時のような爆発を避けつつ、温度を下げて炎を消すことができるというものなのですが、これは温度を下げられるだけの油を投下できないと作用しません。

それどころか、中途半端な量の油を注げば逆に燃料を与えるだけ(文字通り「火に油を注ぐ」行為)になってしまったり、注いだ油が周囲に飛び散ったりこぼれたりして二次災害に繋がりかねないので、極力他の方法で消化することをおすすめします。

 

消化グッズ

ネット通販で見つけた消化グッズを紹介します。

 

消える魔球

ネーミングが面白い商品ですね。

野球硬式ボールと同じ大きさ。
小さくて軽いので、女性やお子様でも投げやすく命中させやすいのが特徴です。

消火能力は水の約10倍。
わずか3~5秒で消火できます。
火元に向かって投げるだけだから事前の知識は全く必要ありません。

 

「消える魔球」で検索すると、1個入りのものから3個入りのものまでヒットしました。
必要に応じて数を選べるのはいいですね。

 

 

箱のまま入れるだけ

「(天ぷら火災用消火用具)箱のまま入れるだけ」は、文字通り、食用油の過熱による自然発火時に箱のまま入れるだけで消火できるグッズです。

誰にでも簡単に数秒で安全に消火するため開発された画期的な箱型消火用具です。

 

箱の隙間から入った高温の油が瞬時にビニールを溶かし、容器内から消火剤が溶け出し、食用油を冷却し、油を石鹸化する(カリウム石鹸のゲル状態にする)ことにより油面を石鹸の泡で覆うことで酸素を遮断し、再燃防止して消火します。

 

箱のまま入れるだけなので、緊急時にあせって操作方法を間違える心配もなく、誰でも簡単に扱えるのはいいですね。

 

 

 

まとめ

以上、今回は、フライパンから炎が上がった場合の対処法とその原因、やってはいけない危険行為についてまとめました。

フライパンから炎が上がったら恐怖でパニックに陥ってしまうことも十分に考えられますが、中には水をかけるなど危険行為もあるので、最低限ベターな方法とNGな方法を頭の片隅に入れておけると安心ですね。

また、フライパンの引火による事故は決して少なくないので、油を使う時は必ず温度に注意して長時間火にかけないよう心がけましょう。

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