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ポットのお湯の正しい捨て方!そのままシンクに流すのはNG!?

ポットのお湯の正しい捨て方!そのままシンクに流すのはNG!? 生活
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ポットのお湯を捨てる時、シンクがボコッと音を立てるとびっくりしますよね。
私もついついやってしまうのですが、あの音、実はやってはいけないお湯の捨て方をしているサインなんです!

 

じゃあポットのお湯の正しい捨て方とは何なのか。
今回はポットのお湯をシンクに捨てるリスクと正しいお湯の捨て方、交換目安となるポットのお湯の保存期間についてまとめました。

 

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熱湯をそのまま流すのはNG!?

ポットのお湯を捨てる際、電源コードを抜いてすぐ熱湯をシンクに流していませんか?
実は、熱湯をそのままシンクに流すのはNGなんです!

 

それには、2つの理由があります。
1つ目は、熱湯を流した時の蒸気でやけどする可能性があるからです。

タケダ健康サイトによると、温度70度の場合、1秒間触れるだけで皮膚はやけどを負ってしまうそうです。

 

設定温度にもよりますが、電気ポットやお湯を沸かしてすぐの場合、お湯の温度は80度以上がほとんどだと思いますし、中には95度以上で保温できるポットもあるので一瞬触れるだけでもやけどをする危険性があります。

加えて、ポットはお湯を流しにくい形状のものもあり、蒸気が手や顔に当たりやすいので、お湯の捨て方も注意が必要になるんです。

 

2つ目の理由は、排水溝、ゴミ受けなどが痛む可能性があるからです。
一般的な家庭の排水溝は、塩化ビニルでできているものが多いです。

この塩化ビニルは腐食しにくい素材ではあるのですが、熱にそれほど強くないため一般的な塩化ビニル配管の耐熱温度は70度、耐熱性を強化したのものでも90度くらいまでしか耐えることができません。

そこに90度以上の熱湯を注いでしまうと、配管の変形や破損が発生し水漏れを起こす可能性があります。

 

こうした2つの理由から、ポットのお湯を熱いままシンクに流すのは避けるようにしましょう。

 

ポットのお湯の安全な捨て方

ポットのお湯をそのままシンクに流すのがNGなら、どうやってポットのお湯を捨てればよいのでしょうか?

答えは簡単で、お湯の温度を下げればいいんです。
可能であれば、ポットのお湯を捨てる前に保温を切ったりポットの蓋を少し空けたりして、ある程度温度が下がるまで放置しましょう。

ポットの熱湯がぬるま湯程度に冷めてから捨てれば、やけどの心配も排水管を痛める心配もありません。

 

この際の温度は、配管の耐熱温度よりも低い60度以下になるのが目安です。
もし、「そこまで待ってられない!すぐ捨てたい!」という場合には、ちょっともったいないですが、ポットに水を注げばすぐに温度を下げられます。

 

もう一つ、シンクの蛇口から水を流しながらポットのお湯を捨てる方法もありますが、これだとシンクは傷つきにくいものの、やけどのリスクは解消できません。

もしやるのであれば、ポットをのぞき込んだり、シンクに覆いかぶさるのは極力避けて、厚手の手袋やミトンなどをしてからポットを持てば、やけどを避けられるのでやってみてくださいね。

 

ポットのお湯の保存可能期間は?

ここまで聞いて、「ポットのお湯を捨てるのはめんどくさいので、継ぎ足しで使ってしまえば良いんじゃないの?」と思った方もいるでしょうか?

実は、ポットのお湯も長期で使用し続けるのはあまり良くないので、保存可能な期間を守って適宜お湯の交換やポットの洗浄をおこなう必要があるんです。

 

まず、東京都水道局によると、水道水の保存期間は常温で3日、冷蔵で10日と言われています。

それを過ぎると水道水の中の塩素が薄まるため、細菌が繁殖しやすくなり水が腐ってしまうんです。

一方、ポットのお湯は高温のため、水道水のように菌が繁殖できず、腐ることは無いように思えますが、お湯を沸騰させると水に含まれるミネラルや水道水の塩素などが結晶化してポットの汚れとして残留します。

こうした汚れは徐々に蓄積していくので、継ぎ足しのまま使い続けると汚れたポットのお湯を飲み続けることに繋がります。

 

また、電気代節約の観点から夜中や旅行中などはポットの電源を落としている家庭もあると思いますが、高温を保っていない場合はポット内の水が腐り始める可能性もあります。

つまり、高温を保てるポットのお湯だからといって安心はできないということですね。

 

こうした点から考えると、できればポットの電源を落とす際に一度中のお湯を捨てる、最低でも3日に1回はポットの中身を交換する、というのが安全な保存可能期間ということになりそうです。

日頃ポットのお湯を放置している人は、ぜひ交換の目安として活用してくださいね。

 

また、ポットの定期的な掃除も重要になります。
ポットの掃除をする場合には、ポットに入れるだけの便利な洗浄剤がありますし、ポット内の汚れはアルカリ性の汚れになるので、クエン酸をぬるま湯に溶かしてつけ置くという方法もあります。

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クエン酸やキッチン周りや水回りの汚れ落としに幅広く使えるので、お持ちでない方はこの機会に常備しておくのもおすすめですよ。

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まとめ

以上、今回はポットのお湯をシンクに捨てるリスクとお湯の捨て方、ポットのお湯の保存期間についてまとめました。

いつでもお湯が使えるポットはとても便利ですが、お湯をずっと捨てずに継ぎ足し使うのは衛生的にあまり良くありません。

とはいえ、シンクにそのまま捨てるのは危険なので、温度を下げて安全に捨てるように心がけましょう。

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