お土産としてお菓子を選ぶときにどんなものがいいのかって悩みますよね。
若い人や若い家族層向けには洋菓子のほうが喜ばれそうだと決断しやすいかもしれません。
では、高齢者向けにお菓子を選ぶときには、何を基準にして選んでいますか?
和菓子か洋菓子か、あるいは硬いお菓子か柔らかめのお菓子かなど、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
今回は、高齢者が好きなお菓子を幾つかご紹介し、和菓子と洋菓子どちらが好まれるのかを調べてみたいと思います。
高齢者が食べやすいお菓子
私の祖母が以前、「硬いお菓子を食べたいけど噛めなくなってきてしまった」と言っていたことがありました。
お煎餅が食べたくなった時には、ぬれ煎餅を好んで食べていたのを覚えています。
多くの高齢者は歯が弱いため、軟らかいお菓子を好んで食べるようになるようです。
硬いお菓子はよく噛んで飲み込まないと喉に詰まらせてしまったりすることがあります。
噛む力が弱ってきた時には、少しの力で噛むことができる軟らかいお菓子を選んであげると喜ばれるのかもしれません。
しかし、軟らかいお餅は場合によっては喉に詰まらせることもあるため、気を付けなくてはいけませんね。
高齢者が好きなお菓子4選
高齢者が好きなお菓子として代表的なものを4つご紹介します。
カステラ
まず1つ目に挙げるのはカステラです。
カステラやカステラ生地のお菓子はいかがでしょうか?
カステラは軟らかいものの代表といえるかもしれません。
スーパーなどで売っている市販品のカステラ、ベビーカステラや鈴カステラなどは小ぶりで口にも入れやすく食べやすいですね。
また、ネット通販でもカステラを購入することができます。
最近はふるさと納税などの返礼品としてもありますので、利用してみてはいかがでしょうか?
(「カステラ」で商品を検索)
お饅頭
お饅頭も食べやすくてお勧めです。
高齢者だけではなく若年層の人も好きな方は多いのではないでしょうか?
私も無性に食べたくなる時があります。
お饅頭もスーパーやコンビニなどで簡単に手に入るものです。
ネット通販なら色々なお菓子メーカーのお饅頭が売っていますので、色々と試してみるのも楽しいかもしれませんね。
(「饅頭」で商品を検索)
※「まんじゅう」「お饅頭」など検索キーワードによっても結果が変わると思いますので各自ご確認ください。
どら焼き
どら焼きも時折食べたくなるお菓子ですが、高齢者にも食べやすいお菓子です。
個人的な感想ですが、スーパーやコンビニでも売っているどら焼きも美味しいですが、やはり和菓子屋さんで作っているどら焼きが美味しいなと感じます。
(「どら焼き」で商品を検索)
ボーロ
ボーロというお菓子をご存知でしょうか?
口の中で溶けるため子供にも食べやすいお菓子ですが、歯が弱い高齢者にもよいお菓子です。
昔からあるお菓子ですので懐かしい味を感じることができるかもしれません。
私も大好きなお菓子です。
(「ボーロ」で商品を検索)
(補足)
なお、おせんべい(お煎餅)なども高齢者が好むお菓子の一つですが、おせんべいは硬いものもありますので歯の弱い方などには注意が必要です。
ぬれ煎餅なら大丈夫ですね。
お菓子を選ぶときのポイント
高齢者にお菓子を選ぶ時のポイントとして食べやすさも重要な要素です。
できる限り食べやすいものを選びましょう。
一口サイズで食べられるものや、一口サイズでない場合には簡単に手やフォーク、ナイフで切れるものにしてあげると、歯が弱い人でも小さくして食べやすくなります。
また、高齢者にお菓子を選ぶ時には、日持ちするものがよいでしょう。
歳をとると食事も小食になります。
お菓子も以前食べられた量よりも少なくなってきます。
そのために、賞味期限が長めのお菓子を選ぶと喜ばれるでしょう。
賞味期限のことを考えると、ケーキなどの生のお菓子などは一度に沢山食べられない高齢者にとっては厳しいものであると考えられます。
和菓子と洋菓子どっちがいい?
お菓子を選ぶ際に「和菓子と洋菓子はどっちがいい?」と悩むかもしれません。
贈る相手の好みがはっきりしている場合はそちらを選んだほうがいいですが、そうでない場合はどちらでも問題ありません。
高齢者にお菓子を渡す際には、和菓子でも洋菓子でも軟らかめの日持ちがするお菓子を選ぶように意識してあげると喜ばれます。
また、高齢者がご家族と同居しているかどうかということも意識するのも忘れてはいけません。
ご家族と同居しているからといって若年層寄りのお菓子を差し上げてしまうと、高齢者の方は一口も食べることができない可能性もあります。
和菓子でも洋菓子でも、食べやすいものを選ぶことを忘れないようにしましょう。
まとめ
以上、高齢者に好まれる商品をいくつか紹介しました。
お菓子を贈る相手の好みにもよりますが、和菓子か洋菓子かということはさほど重要ではありません。
普段のおやつ選びの基準としてはもちろんですが、帰省時や敬老の日、誕生日や母の日や父の日など贈答用にお菓子を選ぶ際に、おいしさももちろん大事ですが「食べやすいもの(歯に優しいもの)」「賞味期限の長めのもの」「喉に詰まりにくいもの」等もポイントにしたいですね。