氷は夏に冷たいものを飲むときにはあると嬉しいですね。
また、お酒をロックや水割りで飲む人にとってもなくてはならないものです。
氷を使いすぎて製氷室に氷がなくなりそうなとき、あわてて作っても氷がなかなかできなくて、「早めに作っておけばよかった」と後悔したことがある人もいるのではないでしょうか?
今回は、氷ができるまでの時間はどれ位必要なのか?
また、早く作る方法はあるのかについて情報をまとめていきたいと思います。
冷凍庫で氷ができるまでの平均時間
一般家庭で氷を作るときには、冷凍庫の製氷皿や製氷機で作っていますよね。
一般的な冷凍庫の庫内は-18℃くらいで温度設定されていて、平均2時間ほどで氷ができます。
しかし、新品で買ったばかりの場合には冷凍庫内は十分に冷やされている温度になっていないため、氷ができるまでに時間がかかってしまいますので注意をしてください。
また、扉の開け閉めの回数が多い場合や冷蔵庫内に多量の食品が入っている場合には、冷蔵庫内の温度が一時的に上昇するため、製氷時間も長くなってしまうことがあります。
夏の暑いときや冬場の周囲の温度が低いときなどは庫内が冷えにくくなるため、氷ができにくいことがあります。
最近の冷蔵庫には『急速製氷』などという便利な機能があり、上手に使うと早く氷もできそうです。
時間をかけずに氷を作るには表面積と熱伝導が関係
氷ができるまでに平均2時間は、急いでいるときには長く感じてしまうでしょう。
急いでいて、もっと早く時間をかけないで氷を作りたいという人もいるかと思います。
そんな時、早く凍らせるにはプラスチック製の製氷皿ではなく、金属製の容器を使用し表面積を広くすることで早く凍らせることができます。
金属製の容器でイメージするのは、バットではないでしょうか?
金属製のバットは確かに表面積は広いですが、そのまま氷を作ると大きいためグラスなどにはそのままでは入りません。
グラスなどに入れるための氷を作る時には、お弁当などの仕切りで使用するアルミカップケースに水を入れ、金属製のバットに並べて冷凍庫で冷やすと30分ほどで凍ってきます。
かなり早く氷ができますね。
(参考:Art Root )
お湯を使って氷を時間をかけずに作る方法
水よりもお湯のほうが早く凍ることをご存知でしょうか?
これを「ムペンパ効果」といいます。
100℃の熱湯だと30分ほどで凍り始めます。
とはいえ、あまり温度の高いお湯を冷凍庫内に入れてしまうと周りの食品にも影響が出てしまいますので注意は必要です。
タンザニアの中学生が調理実習の授業中に見つけたそうですが、偶然とはいえ、やってみようという好奇心がすごいなと思いました。
(参考:J-castニュース )
まとめ
氷ができるまでの時間が平均2時間というのは、少々長く感じますね。
急速冷凍をする際に金属バットを使用するのは知っていましたが、アルミカップケースを使って氷を作る発想は意外でした。
庫内の場所的な問題もあるかと思いますが、30分で凍ってくれるのであれば、やってみる価値ありですね。