早起きをすると、健康的になったり一日を有意義に過ごせたりと、メリットが多いことは分かっているものの、実際起きるとなるとなかなか難しいですよね。
起きると決めてアラームをセットしても、結局アラームを止めて二度寝に突入してしまうなんて経験のある人も多いのではないでしょうか?
今回は、早起きをできるようにするための方法について調べてみました。
早起きがしたいのに起きられない!
「早起きは三文の得」と言われるように、早起きをするメリットはたくさんあります。
例えば、早起きすると忙しい朝がゆとりをもって過ごせるので一日が充実して感じたり、夜も自然と眠くなるので夜ふかしせず、健康的な生活を送れるようになります。
また、朝は集中力が高まっているので、仕事や勉強の効率もあがりやすいと言われています。
最近は、朝の時間を有効活用して勉強したり運動をしたりする「朝活」と呼ばれる活動も知られていますよね。
でも、いざ早起きしようとアラームをかけても眠さに負けて起きられなかったり、早寝ができないので結局睡眠時間が足りなくなったりと、思うように早起きができずに挫折してしまう人も多いと思います。
早起きをできるようになるためには、なにか良い方法があるのでしょうか?
みんなはどうやって起きてる?
まずは、早起きができる人たちがどんな方法を実践しているのか調べてみました。
特に多かった方法は、「目覚ましを手の届かないところに置く」というものです。
手の届くところにあると、目覚まし時計が鳴ってもすぐに止めて二度寝してしまう可能性がありますが、遠くに置くと布団から強制的に出ることになるので起きやすくなるというのがこの方法のポイントです。
目覚ましアプリにも「おこしてME」のように、普通に止めるだけではなくスマホを振ったりクイズに答えないと解除できないものもあるので、こうしたものも同じように利用できそうですね。
⇒ おこしてME ( アラーム ) / Google Play
また、朝起きるのが楽しみになるように朝ごはんをちょっと豪華にしたり、翌朝やることを決めたりと朝の時間を楽しく過ごすための計画を考えて、起きる時のモチベーションにしているという人も多いようでした。
早起きするには気合いが必要な場合もあるので、自分のモチベーションを上げるものを用意するのも効果がありそうですね。
遅く寝ても早く起きる方法
早く起きるには早く寝るのが一番ですが、忙しくてなかなか早く寝るのが難しいという人も多いと思います。
遅く寝る人でも、早く起きる方法はあるのでしょうか?
遅く寝ても早く起きるためには、短時間でも睡眠が十分にとれるよう睡眠の質を高める必要があります。
睡眠の質を高める方法としては、3つの方法があります。
寝る3時間前までには食事を終わらせる
寝る直前に食べてしまうと、寝ようとしている時にも胃腸が活発に活動してしまい、寝付けなくなってしまいます。
夕飯など食事をとるのは、なるべく寝る時間の3時間前までにしましょう。
もしそれが難しい場合には、食事の量を減らしたり、なるべく消化に良い食べ物を選ぶのも効果があります。
寝る前にスマホ、PC、テレビを見ない
スマホやPC、テレビなどは光を発しているので、その刺激で脳が覚醒し目が冴えてしまうことが多いです。
その結果、夜ふかしに繋がりますし脳が十分に休むことができなくなってしまうので、ベッドに入ったらスマホなどを見るのは控えるようにしましょう。
熱すぎるお湯には浸からないようにする
お風呂に入ることはリラックス効果があるので、入ること自体は問題ありません。
ただし、熱すぎるお風呂では体への刺激が強すぎて逆に寝付けなくなってしまう場合があるので、長く入っていられるような、ぬるめのお湯でゆっくり体を温めるようにしましょう。
この他にも、アロマを焚いたり、リラックスするための方法も睡眠の質を高めるのに効果的です。
今回の3つは道具が必要なく誰でもすぐにできる方法なので、ぜひやってみてくださいね。
早起きが得意になる方法
早起きが得意になるためには、習慣づけを行うことが大切です。
体は同じことを繰り返す(ルーティーン化)とだんだん慣れてくるので、寝る時間と起きる時間が染み付いてくれば早起きが得意になりますよ。
今回は2つの方法について紹介します。
ちょっとずつ早く起きるようにする
例えば、いきなり今までの起床時間より3時間も早く起きようとしても、体が慣れている時間とのギャップが大きすぎて適応しづらいものです。
ですから、例えば朝5時に起きれるようになりたいと思ったら、最初は今までの起床時間より30分早く起きるところから始めてみましょう。
「それができるようになったら更に30分早く」というふうに徐々に朝5時に近づけていくと、体も慣れてくるので、早起きがしやすくなりますよ。
寝る前と起きた後の行動をルーティン化する
例えば、寝る前には好きな匂いを嗅いでリラックスできる音楽をかけてから寝る、朝起きたら最初にカーテンを開けてコップ一杯の水を飲む、というふうに寝る前に取る行動と朝起きた時に取る行動を決めて、ルーティン化しましょう。
続けていると、ルーティンが寝る時や起きる時のスイッチになって、体が勝手に寝るモードや起きるモードになりやすくなります。
そうすれば、もし睡眠時間が不規則になってもちゃんと寝れますし、朝早くてもルーティンで体が目覚めやすくなります。
多くの人が挫折しているように、早起きを得意にするには時間がかかります。
すぐに早起きできるようにならなくても、焦らず徐々に体を慣らしていきましょう。
起きたい時間に起きる方法
起きたい時間に起きられるようになるためには、体のメカニズムを活用してみましょう。
ここでは、3つの方法をご紹介します。
起きたい時間の90分の倍数の時間に寝る
人間は眠っている間、夢などを見ている時のレム睡眠と深い眠りについているノンレム睡眠をだいたい90分周期で繰り返しています。
このレム睡眠の終わる時に起きるとスッキリ起きられるので、例えば朝5時に起きるなら夜11時に寝るなど、90分の倍数となる時間を目安に寝る時間を調整すると起きたい時間に起きやすくなります。
タイミングを図って起こしてくれるアラームを使う
起きたい時間の90分の倍数の時間を目安に寝るという方法を踏まえて、起きやすい眠りの浅いタイミングを感知して起こしてくれるアプリもあります。
この「Sleep Cycle」は、自分が設定したアラーム時間から30分前までの間で、眠りの浅いタイミングでアラームを鳴らしてくれるんです。
⇒ Sleep Cycle / Google Play
毎日決まった時間ではなく、自分に合わせて起きやすいタイミングを選んでくれるので、より起きやすくなるのではないでしょうか。
起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
日光を浴びると、睡眠を司るメラトニンというホルモンの分泌がストップすると言われています。
日光を浴びるだけでも目が覚めやすくなるので、朝起きたらカーテンを開けて日光を取り込むのを習慣にするとよさそうですね。
日当たりの良くない家に住んでいる人や、カーテンを開けるところまでたどり着けない人には「光目覚まし」もおすすめですよ。
(商品一例:楽天市場)
⇒ YABAE 目覚まし時計 光(Amazon)
朝日が登るように徐々に明るくなってくれるので、太陽を浴びたような自然な目覚めを体験できそうです。
数千円で買えるものが多いようなので、興味があれば試してみるのもよさそうですね。
まとめ
以上、今回は早起きの方法についてまとめました。
早起きするためには様々な方法がありますが、人によって合う方法や取り組める方法が変わってくると思います。
ご自身の生活環境や習慣・性格などを踏まえて、できそうな方法から取り組んでみてくださいね。
最初は大変だと思いますが、慣れてしまえば続けられるという意見を多く目にしたので、早起きができるように根気強く挑戦していきましょう。