靴下の正しいたたみ方って考えたことありますか?
私の場合、めんどくさくてつい重ねて履き口をくるっとして箱に放り込んでしまっていたのですが、実はこの方法が靴下のゴムに良くないたたみ方だったんです。
それならゴムが伸びないたたみ方ってあるのかと調べてみると、実は色んな人が様々な靴下のたたみ方を考案されていました。
中にはゴムが伸びないように、よく考えて工夫された方もおられました。
そこで今回は、靴下のゴムが伸びないたたみ方のポイントと靴下の形状別たたみ方、おすすめの収納方法について紹介します。
ゴムが伸びない靴下のたたみ方の基本
ゴムが伸びない靴下のたたみ方とはどんなたたみ方なのでしょうか?
調べてみると、靴下のたたみ方はいくつもあり、どれが正解とは言い切れない状況でした。
ただ共通して言えるのは、靴下のゴムに負担がかかるようなたたみ方はしない、ということです。
どんなたたみ方でも、靴下のゴムを利用して左右の靴下がバラバラにならないようにまとめておく方法だと、収納している間もゴムに力がかかっている状態になっているので、ゴムが伸びやすくなってしまいます。
そのため、例えば一般的なたたみ方として靴下を重ねて履き口の部分を裏返す方法がありますが、これはおすすめできません。
つまり、ゴムが伸びない靴下のたたみ方の基本は「靴下のゴムをなるべく利用しない」ということになります。
今回は、これを踏まえて具体的なたたみ方を紹介していきます。
靴下の形状によってもたたみ方が変わってくるので、長い靴下(いわゆる通常のL字型)とくるぶしソックスに分けておすすめのたたみ方を見ていきましょう。
長い靴下のたたみ方
まずは長い靴下のたたみ方を3つ紹介します。
四角くたたむ
まず靴下を左右重ねて、つま先側から3等分になるように2回履き口のほうにたたみます。
このときに、履き口のゴムの部分が余ってはみ出るように3等分して折りたたむのがポイントです。
最後に履き口から靴下を裏返して全体を包み込むのですが、このときに履き口のゴムの部分だけはみ出るようにすることで、コンパクトかつゴムに負担がかからない状態になるので、ゴムが伸びにくくなります。
この方法は、mama cafeさんがYouTubeで紹介している方法ですので、以下の動画を参考にするとより分かりやすいと思います。
三角形にたたむ
こちらはスーパーのレジ袋を三角形に折りたたむのと同じ要領で靴下をたたむ方法です。
履き口の方からかかと部分まで三角に折り進め、最後に爪先部分を折り進めた間に差し込めば完成です。
この方法は、靴下をまとめるのに靴下のゴムを使うことがないので、ゴムが伸びる心配もありませんね。
こんまりさんの方法でたたむ
2つ目は『人生がときめく片づけの魔法』を執筆した有名な片付けコンサルタント、「こんまり」こと、近藤麻理恵さんの提案する方法です。
こちらは靴下を履く向きに置いて靴下が直線になるようにおいてからたたむので、慣れないと最初は手間に感じるかもしれません。
ただ、このたたみ方は靴下が自立するので収納がしやすく、靴下のゴムをつかって靴下をまとめる方法でもないので、ゴムが伸びる心配もありません。
こちらもYouTubeでたたみ方を解説している動画を見つけましたので、ぜひチェックしてみてください。
くるぶしソックスのたたみ方
続いてくるぶしソックスのたたみ方です。
こちらもしっかりバージョンと簡単バージョンをそれぞれ紹介しますね。
しっかり包む
まずは、片方の靴下をもう一方の靴下のなかに2枚重ねになるようにいれます。
次に、つま先が内側に入るように3つ折りにし、履き口をくるんとひっくり返して靴下全体を包み込めば完成です。
くるぶしソックスなどは丈が短いので、長い靴下より左右がバラバラになりやすいですが、この方法は左右の靴下を重ね履きのようにしている分、靴下がバラバラになりにくいのでおすすめです。
また、この方法の場合もゴムに負担をかけないよう、靴下全体を包み込んだ後にゴムの部分が少し余るように3つ折りにするのがポイントですよ。
簡単にたたむ
しっかり包む方法だとちょっとめんどくさい、という方向けにもう少し楽にできる方法も紹介します。
先程は、片方の靴下をもう一方の靴下のなかに2枚重ねになるようにいれるという方法でしたが、この方法は左右の靴下をただ重ねて、しっかり包む方法と同じように3つ折りにして最後に履き口を裏返して全体を包めば完成です。
1つ目の方法と比較すれば靴下がバラバラになる可能性はありますが、この方法でも簡単かつゴムが伸びないようにたたむことができるのでおすすめです。
靴下の収納方法
せっかくゴムが伸びないようにキレイにたたんだ靴下なので、収納にも気を使いたいですよね。
特に、せっかくゴムが伸びないようにたたんでも、箱などに放り込んでしまうと途中で靴下がバラバラになってしまったり、靴下を取り出すときにゴムが引っ張られてのびてしまったりと、靴下が痛みやすくなってしまいます。
そのため、なるべく靴下に負担がかからないよう取り出しやすい収納方法を選びましょう。
定番の収納方法としては、靴下を立ててしまう方法ですね。
例えば、このようなソックスケースを使うと、収納ボックスにスペースができても靴下が倒れずにすむのでしまいやすくなりますよ。
(商品例)
もしくは、このように仕切りのある収納ボックスなら一つずつ靴下をいれられるので、取り出しもよりスムーズにできるようになります。
(商品例)
引き出しなど、収納ボックスをいれるスペースがないという人には、ハンガー式の収納ラックもおすすめです。
(商品例)
これなら1つずつ靴下を入れることができますし、掛けて収納することができるのでスペースのない部屋でも簡単に導入できますね。
まとめ
以上、今回は靴下のゴムが伸びないたたみ方のポイントと形別のたたみ方、おすすめの収納方法についてまとめました。
靴下は長く履いているとどうしてもゴムが伸びてきてしまうものですが、たたみ方や収納方法を工夫するだけで、長持ちさせることができます。
ちょっとしたひと手間でお気に入りの靴下の寿命が伸びますし、簡単に始められるのでぜひ挑戦してみてくださいね。