日本では日常的に麦茶や緑茶を飲む家庭は多いと思います。
皆さんはお茶を入れた後のお茶っぱをすぐに捨てていませんか?
捨てる前に一度何かに活用してみましょう。
今回はお茶っぱの再利用方法について紹介します。
お茶を入れた後のお茶っぱはすぐ捨てる?
お茶を入れた後に必ずでる茶がら。
捨ててしまう方も多いと思います。
私は以前、お茶の産地で有名な静岡県に住んでいたことがあります。
近所の人からお茶っぱを頂いたり、街にはお茶っぱだけでなくそれを使用した食品や製品も至るところに並んでいました。
あるニュース記事によるとお茶の産地ではお茶を入れた後のお茶っ葉を食べることもあるようです。
飲用のお茶には含まれない栄養素もたくさん含まれていて、むしろ茶がらの方がたくさんの栄養素が含まれているとも言われています。
お茶っ葉を使用した石鹸等もよく見かけるので、何かお茶には凄い効果がありそうですよね。
(出典:捨てていませんか?茶がらに残る7割の栄養 )
捨てるなんてもったいない!お茶っぱ再利用のススメ
ちょっと良いお茶を頂くと、ますますお茶っぱを捨てるのがもったいないと思ってしまいます。
私はお腹がタプタプにも関わらず、欲張って何杯もお茶を飲んだりしていました。
再利用ができれば名残惜しい気持ちも軽減するのではないでしょうか?
そこで、お茶っ葉にはどのような効果があるのかを紹介したいと思います。
栄養がたっぷり
茶ガラの中にはカテキンをはじめ、カロチン、タンパク質、食物繊維といった有効成分が豊富に含まれています。
残ったお茶っ葉をそのまま料理に活用することも可能です。
消臭効果
緑茶のカテキン類に消臭効果があります。
衣類洗剤や消臭スプレーにも緑茶成分が配合された商品が多くあります。
抗菌効果
多くの細菌やカビに対して抗菌効果があります。
食中毒の予防にも有効だと言われています。
(出典:公益財団法人世界緑茶協会 )
種類別茶殻活用術
お茶は栄養が豊富なだけでなく、消臭効果や抗菌効果もあることが分かりました。
ここでは茶殻の活用方法を種類別に紹介したいと思います。
麦茶
麦茶は大麦を原料としているため、茶殻には油分が残っています。
油分があるものは油を溶かす性質を持っているため、油汚れなどを取り除くときに使用済みの麦茶パックは便利です。
コンロ周りの掃除や、お皿を洗う前にちょっとこすってやると食器洗いも楽になります。
お茶パックが破れないように優しく使用して下さい。
緑茶
緑茶に多く含まれるカテキンは消臭・抗菌効果が強いのでぜひ活用したいです。
特にキッチン周りの掃除には大活躍。
お皿に茶殻をのせて電子レンジでチンすれば臭いも簡単に消えます。
魚の臭いが残りやすいグリルも同様にしてみて下さい。
また、栄養が豊富なため料理に活用している方も多く、クックパッドでも様々なレシピが紹介されています。
お茶屋さんのホームページでもふりかけや佃煮等のレシピが掲載されていますので、気になる方はぜひチャレンジしてみて下さい。
まとめ
お茶を入れた後のお茶っ葉は栄養が豊富なだけでなく、消臭効果や抗菌効果もあります。
すぐに捨てるのではなく、ぜひ再利用して有効活用して下さい。