ゴールデンウィークといえば、せっかくの長期休暇ということで帰省や旅行に出かける方も多いと思います。
新幹線や飛行機は短時間で移動できるものの、ゴールデンウィークなどの繁忙期はいろんなところで信じられないくらい値上がりするので、せめて移動にはなるべくお金をかけたくないですよね。
そんなみなさんが検討するのが、最も安くて効率の良い移動手段と言える夜行バスだと思います。
ただし、夜行バスとはいえ、ゴールデンウィークも安く利用できるか不安な方のために、今回はゴールデンウィークの夜行バス・高速バスの相場や安く利用するためのポイント、高速バス利用時の注意点について紹介します。
ゴールデンウィークの夜行バスは高い!?
夜行バスと言えば、安い交通手段として帰省や旅行の際に重宝されますが、ゴールデンウィークの夜行バスの料金は高いのでしょうか?
夜行バス・高速バスの比較できるトラベルコで検索してみると、東京ー大阪の最安値の場合、4列シートなら平常時は2800円のところがGW中は4200円〜5900円、3列シートなら平常時は4200円のところが6240円〜7980円となっていました。
夜行バスの料金が安いとはいえ、ゴールデンウィークのような繁忙期には2000円〜3000円程度値上がりしてしまうようですね。
※料金に関しては調査時(記事執筆時)の情報をもとにしております。今後変更される可能性がありますので、最新の情報は各自でご確認いただくなどご注意ください。
東京ー大阪のGW中の夜行バスの相場
先程は最安値で比較してみましたが、さらに東京ー大阪のGW中の夜行バスの相場について調べてみると、4列シートの場合、6000円台が相場、3列シートにすると更に値上がりして7500円から最大ではなんと9000円の運行もありました。
バスによってアメニティや設備の充実度が変わってくるので、その分料金の変動もありますが、基本的にゴールデンウィークの場合は夜行バスも高いと思っておいたほうがよさそうです。
特に、連休の直前や5月3日などゴールデンウィークの中日が最も高い傾向にあるので、移動日についてはチケットの購入時に再検討してもよいかもしれませんね。
夜行バスや高速バスを安く利用するポイント
ゴールデンウィーク中は値上がり傾向になる夜行バスですが、夜行バスや高速バスを安く利用するポイントはあるのでしょうか?
今回は2つのポイントを紹介します。
最低でも1ヶ月前には予約する
ゴールデンウィークなどの繁忙期は席がすぐに埋まってしまう可能性が高いです。
そのため、最低でも1ヶ月前から最安値のチェックと購入をおこなっておくことをおすすめします。
ゴールデンウィークは高速バスがよく利用される時期でもあるので、平常時より本数も多くなっていますが油断しないようにしましょう。
チケットの購入時には、「バス比較ナビ」や「高速バスドットコム」などの比較サイトなどを利用すれば、簡単に最安値で販売しているバス会社を調べることができますよ。
また、トラベルコであれば、JTBやRakutenTravelなどの旅行サイト経由で予約可能なバスも検索することも可能です。
こうしたサイトなら溜まったポイントを利用できたり、バス利用で溜まったポイントを別の機会に利用できたりするので、結果的にかなりお得に利用できる可能性もありますね。
出発予定日の前後もチェックしてみる
ゴールデンウィーク中は料金が高くなるとはいえ、すべての日が一律に値上がりするわけではありません。
例えば、ゴールデンウィークが始まる前や前半のほうが料金が下がり、5月3日、4日あたりのゴールデンウィーク真っ只中の日は料金が上がるなど、日によって値上がり幅は変わります。
毎年のゴールデンウィークの祝日と土日の並び方によっても各日の料金は変わってくるので、調整ができるのであれば、希望日の前後1〜2日の料金もチェックした上で移動日を検討するのがおすすめです。
夜行バスや高速バスを利用する注意点
安く移動できて便利なのが夜行バスや高速バスを利用するメリットですが、一方でデメリットとして、「渋滞に巻き込まれてしまう」という点があります。
特にゴールデンウィークは車移動での帰省や旅行も多いので、渋滞に巻き込まれる可能性も高いと言えるでしょう。
それを踏まえて、夜行バスや高速バスを利用するなら事前に検討しておきたい注意点を3つお伝えします。
バスの設備を検討する
渋滞に巻き込まれると、想定よりも長い時間バスの中で過ごすことになる可能性があります。
そんなときにトイレが付いていなかったり、座席にゆとりがなかったりすると辛いですよね。
少し値段があがる傾向にはあるものの、移動時間が長い目的地の場合や渋滞の起こりやすい路線を利用する場合には、トイレ付きやゆったりシート、3列シートのバスなどを検討してみるのが良いのではないでしょうか。
過ごしやすくするグッズを持参する
ゆったりシート、3列シートなどのゆとりのあるバスを選んでも、座席のゆとりには限界があるので体が疲れてしまいますよね。
渋滞に巻き込まれた場合、想定しているよりも長い時間乗車することになり、到着したけど疲れて旅行を楽しめないということにもなりかねません。
例えば、アイマスクや耳栓などの快眠グッズ、ネックピローやクッションなど体が痛くならないための工夫や、冷えないようにするためのブランケットなどは快適に過ごすのにおすすめのグッズなので、ぜひ持ち込みを検討してみてください。
ネックピローやクッションは、コンパクトに折り畳める以下のようなタイプだと持ち運びも便利ですよ。
(商品一例)
到着後の行程に余裕を持たせる
渋滞に巻き込まれてしまうと、到着後の予定が潰れてしまう可能性もあります。
そうなると不安になったり、イライラしたりと心的なストレスも溜まって旅行を楽しめなくなってしまいますよね。
そのため、あまり予定を詰め込みすぎず、遅れる前提のゆとりを持ったスケジュールを組むようにしましょう。
車内で時間を潰せるように本や音楽が聴けるもの、ゲームなどの暇つぶしアイテムを持っていくのも良いと思いますよ。
まとめ
以上、今回はゴールデンウィークの夜行バス・高速バスの相場や安く利用するためのポイント、高速バス利用時の注意点についてまとめました。
せっかくの帰省や旅行であれば、なるべく移動にはお金をかけず、かつ移動時間も快適に過ごして楽しみたいですよね。
ゴールデンウィークは夜行バスや高速バスも値上がりするので早めのチケット購入がポイントです。
車内や到着後も気持ちよく過ごせるようにバス内に持ち込むものも工夫してみてくださいね。