ロッカーの鍵があかなくて、慌てたことはありませんか?
特に仕事や旅行など、後の予定が詰まっているときにあけられなくなってしまったらパニックになってしまいますよね。
今回は、そんな時にも落ち着いてスムーズに行動できるように、ロッカーの鍵があかなくなってしまった場合の正しい対処法について調べてみました。
ロッカーの鍵があかない!?まずは管理者に相談!
ロッカーの鍵があかないと焦ってパニックに陥ってしまうこともありますが、まずは落ち着いてロッカーの管理者に相談してみましょう。
管理者であればロッカーがあかない時の対処法に慣れていますし、本当に鍵があかないか一緒に試してくれる場合もあります。
また、あけるために必要な手続きなどを教えてくれますので、その指示に従えばスムーズに対処できるでしょう。
自分で鍵開けの業者に依頼することもできると思いますが、なにかトラブルがあった場合などに責任が発生する可能性もありますし、管理者がマスターキーなどを持っていてすぐに対処してくれる場合もあるので、まずは管理者に相談するほうが安全です。
たいていのロッカーではロッカーの扉や側面などに管理者の連絡先が書いてあるので、確認してみてくださいね。
鍵を紛失してしまった場合
鍵の紛失が原因でロッカーがあかない場合、自分で開けることはかなり難しいです。
ロッカーの管理会社がマスターキーを持っている場合が多いため、まずは管理者に連絡して事情を説明し、ロッカーをあけてもらえないか相談しましょう。
管理会社などにロッカーをあけてもらう場合、本当に本人の持ち物なのかを確認する必要があるため、身分証明書の提出やいつ・何を預けたかといったロッカーの利用詳細を聞かれることがあります。
また同意書のような書類を記入する必要が発生する場合もあるので、ある程度時間がかかることは覚悟しておいてくださいね。
また、紛失してしまった鍵は防犯の観点から交換しなければならなくなるため、交換代などの費用が発生することがほとんどです。
公共施設のコインロッカーの場合、3000円程度の費用が一般的なようですが、ロッカーの形状や管理会社によって費用は異なります。
ロッカーに利用規約や注意などが書かれていれば、そこに紛失時の費用などが書いてある場合があるので確認してみてください。
鍵の番号を忘れてしまった場合
ダイヤルやテンキーのような暗証番号を入力する鍵の場合は、自分でできる対処法もあります。
一番簡単な方法は、すべての番号を試してみることです。
まずは心当たりのある数字をかたっぱしから試してみて、それでもあかない場合には「0000」から「9999」まで順に試していけば、いつかはロッカーがあきます。
また、番号を何度も入力する時は、次の番号を試す前に番号の入力をちゃんとリセットできているか確認してから入力しましょう。
正しい番号を入力していても前の番号がリセットされていないと、気づかないうちに間違った番号になってしまっている場合があります。
特に、ダイヤル型のロッカーで起こりやすいミスなので、注意してくださいね。
またテンキー型の場合、入力の上限が決まっていて、何度も間違えるとロックが掛かってしまうものもあります。
たいてい数分から数時間でリセットされると思いますが、念のためロッカーの注意書きなどをよく確認してからおこなってください。
もし鍵が南京錠型のダイヤル鍵なら、ロッカーに引っ掛けている「つる」の部分を引っ張りながらダイヤルを回すという方法でうまくいく場合があります。
つるの部分を引っ張りながらダイヤルを回すと、正しい番号なら「つる」の部分がすこし持ち上がる感覚を感じられるので、ダイヤルをひとつずつ回して正しいものを探し当てていくとあけられることがあります。
ただし、上記の方法はいずれも手間のかかる方法のため、管理会社に連絡をするほうが手っ取り早い場合もあります。
ダイヤルやテンキー型なら暗証番号のリセットが可能な場合が多く、交換費用も発生しないこともあるので、まずは管理者に相談することがおすすめです。
開錠しているのにあかない場合
ロッカーの鍵は合っていて解錠できているにもかからず、扉があかなくなってしまうというケースもあります。
鍵がうまく回らない場合は鍵に汚れが付着していることが原因となっている場合があるため、鍵をきれいに拭いて試してしましょう。
鍵の滑りが悪くなっている可能性は、潤滑油を使うとスムーズにあけられる場合があります。
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潤滑油を持ち歩いている人はいないと思うので、すぐに手に入らない場合には鉛筆の芯で鍵の溝部分をこすってから鍵を差すと同じような効果を得られますよ。
ダイヤル型の場合、長年使用されているとダイヤルにズレが生じてしまい、うまく噛み合わなくなっている可能性があります。
また電子錠の場合、電池が少なくなったせいで画面の表示は解錠していてもロックがうまく外れていない可能性があります。
こうした場合は自分で対処することは難しいので、管理会社を通じて専門業者などに修理してもらうことになるでしょう。
また、ロッカーの立て付けが悪くなっていたり、荷物が引っかかってしまって扉が開かないという状況の場合には、バールなどでこじ開けるしか無いときもあります。
こうした方法は思わぬ怪我をする場合もありますし、ロッカーを勝手に破壊したとみなされて弁償代を請求される場合もあります。
開錠しているのに開かない場合も、自分の判断で無理にこじ開けたりせずに管理会社に事情を説明して指示を仰ぐようにしましょう。
まとめ
以上、今回はロッカーの鍵があかなくなってしまった場合の対処法についてまとめました。
急いでいる時にロッカーをあけられないと焦ってしまうと思いますが、管理会社に相談すれば適切に対処してくれる場合がほとんどなので、管理会社の指示に従い落ち着いて行動しましょう。
また、鍵をなくさないようにダイヤルやテンキー型のロッカーを選び、暗証番号をメモしておくとあかなくなるリスクを下げることができますので、日頃からロッカーの利用時に注意してみてくださいね。