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英検とTOEICの違いについて比較!どちらを受験すべき?

英検とTOEICの違いについて比較!どちらを受験すべき? 生活
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受験や就職、留学などのシーンで活用できる英語資格。

持っていたほうがいいと思いつつ、英検やTOEICなど、英語資格には種類があってどちらを受けたほうが良いか悩みますよね?

実は、英検とTOEICは同じ英語の資格試験でも、内容がかなり異なるので目的に合わせてどちらを選ぶか決めたほうが良いんです!

 

今回は、英検とTOEICの違いについて、試験概要や能力レベル、出題内容などの観点でまとめてみました。

 

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英検とTOEICの違いを試験概要で比較

まずは、英検とTOEIC(トイック・トーイック)それぞれの試験概要について比較してみましょう。

 

英検

・正式名称は、「実用英語技能検定」
・主催しているのは「日本英語検定協会」
・日本のみで通用する資格なので、海外では証明として使えない場合がほとんど
・5級〜1級までの7段階があり、合格すると資格として認められる
・有効期限は無く、合格すれば一生利用できる
・試験は、年3回実施している
・受験費用は、2000円〜8400円と級が上がるほど高くなる
・試験内容は、リーディングとリスニングがメインで、級が上がるとライティングやスピーキングが追加される

 

(参考リンク)
英検 

 

TOEIC

・正式名称は、「Test of English for International Communicatio」
・主催しているのは「国際ビジネスコミュニケーション協会」だが、テストの開発を行っているのは、アメリカの「Educational Testing Service」という機関
・日本以外でも受験されており、海外でも利用可能な資格
・990点満点で何点取れたかによって英語レベルが分かるスコア制
・受験した結果は2年間のみ有効 
・試験は、年10回実施している
・受験費用は、1回5725円
・試験内容は、リーディングとリスニングのみ

 

(参考リンク)
TOEIC 

 

大きな違いとしては、英検は級ごとに合格しないと資格として認められないのに対し、TOEICはスコア制なので受ければ必ず結果が出て、点数のレベルによって資格として利用できるかどうかが変わるという点ですね。

出題形式も英検のほうが多いので、英検のほうが難しく見えるでしょうか?

 

実際に、英検とTOEICの能力レベルについても比較してみましょう。

 

英検とTOEICの違いを資格ごとの能力レベルで比較

英検とTOEICはそれぞれ結果の出し方が異なりますが、換算するとそれぞれどのレベルにあたるのでしょうか?

調べてみると色々な換算方法がありましたが、今回は留学支援などを行っているサイトの換算表を紹介します。

 

英検1級 = TOEIC870〜970点
英検準1級 = TOEIC740〜820点
英検2級 = TOEIC550〜600点
英検準2級 = TOEIC450〜490点
英検3級 = TOEIC291〜299点
英検4級 = TOEIC260〜269点
英検5級 = TOEIC100〜259点

(参考)ニュージーランド留学センター

 

TOEICは最大990点満点なので、こうして比較すると英検よりもTOEICのほうがよりレベルが高いように感じますね。

ただし、出題内容から考えると、必ずしもTOEICのほうが難しいとは限らないようです。

 

英検とTOEICは「ビジネス英語」と「受験英語」の違い

実は、英検とTOEICは出題内容にも違いがあります。

なぜかというと、大雑把に分類すると英検は「受験英語」、TOEICは「ビジネス英語」を目的として問題が設計されているからなんです。

 

英検は学術的な英語を目的としているので、文章問題などで出題される内容も科学的なことや日常のことなど、多岐にわたるテーマから出題される傾向にあります。

5級などはかなり初歩的な文法や英単語も多く含まれる試験内容なので、小学校から受験を推奨されていますし、進学や受験時の資格として利用されることが多いです。

また、3級からはスピーキング力を見られる面接が、更に上の2級、準1級、1級では英作文もあります。

 

一方で、TOEICはビジネスシーンの内容ばかり出題される傾向にあり、ビジネスシーンでの利用を重視されていることが分かります。

実際、最近は就活や転職などで企業が提出を求めることも多くなっているようですね。

全レベルの人が同じ問題を受験するので、自分がどのレベルにいるのかを知ることもできて英語力のチェックとして利用するのにも向いていそうです。

 

では、どちらの資格を取るほうが良いのかというと、目的や得意分野によって決めるのがおすすめです。

英検の場合は幅広い能力を求められ、学術分野の出題もあるため語彙力も求められます。

そのため総合力のある人や、英語をきちんと勉強したい人にはおすすめです。

また、1度合格できれば有効期限が無いので、一生モノの資格を持っておきたい人にも合っていると思います。

 

TOEICの場合はビジネスシーンやリスニング・ライティングに特化しているため、活用できる機会が多く、対策のしやすさもあってビジネスマンにはおすすめです。

比較的リーズナブルなので、定期的に自分の英語力を測りたいと思っている人にもピッタリな資格だと思います。

また、外資企業や留学など海外に興味のある人は、TOEICを受けておくと証明として利用できる場合がありますよ。

 

まとめ

以上、今回は、英検とTOEICの違いについて、試験概要や能力レベル、出題内容などの観点で比較しました。

英検とTOEICは同じような英語の資格試験に見えて、かなり異なる特徴があることを知っていただけたと思います。

また、今回は紹介しませんでしたが、実は海外留学向けの資格としてTOEFLやIELTSといった他の資格もあります。

 

どれを受けたほうが良いというよりも、特徴を知ったうえで自分の受験する目的に合わせて試験を選ぶことが大切なので、自分の目的にあった資格試験を選んでみてくださいね。

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