ハローワークといえば、仕事を紹介してくれるところというイメージが強い人も多いと思います。
ただ自分が初めてハローワークに行くとなると、どことなく怖いと感じている人も多いのではないでしょうか?
実際はそんなに怖いところではありませんが、怖く感じてしまう原因は何なのでしょうか?
ハローワークが初めてでいきづらいと感じている人が少しでも不安が解消できるように原因を探ってみたいと思います。
ハローワークで何を言われるか怖い!?
仕事をしながら転職活動をしている人、無職で職探しをしている人、ニートの人やフリーターの人、様々な人達がハローワークを利用しています。
しかし、利用するにあたって何か傷つくようなことを言われたり、お説教されそうで怖いと思っている人もいるのではないでしょうか?
私の経験では、ハローワークに行って職員にお説教されたり、傷つくような言葉やムカつくような嫌みを言われたことはありません。
担当してくれる人にもよるのかもしれませんが、働く意欲のある人には、むしろ親切にアドバイスをしてくれます。
もし、嫌みなことやお説教のようなことを言われて心が折れそうになったら、日を改めるか、別な転職媒体を利用することをお勧めいたします。
ハロワが怖いと感じる理由
最近ではハローワーク(ハロワ)という名称は定着していますが、正式名称は公共職業安定所という公共施設です。
昔は「職安」と言っていましたが、少しお堅いイメージがありますね。
現在の「ハローワーク」のほうが親しみやすい感じがあります。
ハロワが怖いと感じてしまうのは、お役所的な固いイメージや事務的に扱われてしまいそうだということを理由として挙げる人も多いのではないでしょうか?
もしかすると、職が見つかるまでしつこく勧誘のように電話がくるのではないかと心配している人もいるのかもしれません。
しかし、そんなことはありませんのでご安心ください。
自分がやりたい職種の求人情報がなくて、やる気があるのかと怒られるようなこともありませんので安心してください。
ハローワークでできること
ハローワークでは、求人検索や応募、職業相談や履歴書の添削も行ってくれます。
会社を退職した人が次の職が見つかるまでに取得する失業保険給付の手続きも行っています。
また、職業訓練なども行っています。
キャリアチェンジをしたい人や資格を取得して転職したいと考えている人は、ぜひ利用してみるといいでしょう。
こちらは、基礎的な知識の筆記試験があります。
勉強から離れている人は少ししっかりと勉強することをお勧めします。
最大の特徴は、失業保険をもらいながら無料で受講できることです。
もし希望する職種があるのであれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
求人検索をして応募したい求人が見つかった場合には、職員の人が応募したい会社に直接電話をしてくれて、募集状況などや応募者の現状などを伝えてくれます。
仮に募集期間内であっても、採用人数に達してしまっていた場合、自分で電話をすると心が折れそうになりますが、職員が間に入って交渉くれるので少しだけ気持ち的には楽になれます。
転職希望内容をまとめておこう
ハローワークに行って転職を希望している人が求人情報を探す際には、必ず転職希望理由を聞かれます。
面接ではないので大げさなものを用意する必要はありませんが、「なぜ、転職をしたいのか」ということを明確に職員の人に伝えられるようにはしておきましょう。
「なんとなく…」というのは理由にはなりませんから気を付けてください。
フリーターの人であれば、「正社員になりたくて」とかニートの人は「ニートを脱出したい」でもいいかと思います。
(もちろん、もっとしっかりとした動機があったほうがベターです)
但し、その先には「どんな仕事がしたいのか?」「なぜその仕事がしたいのか?」などという自分なりのビジョンを持っているといいでしょう。
ニートの場合の注意点
一般的に、中途採用は経験がないと難しいとされています。
例えば長い間ニートであった場合、アピールポイントがないと不採用になる可能性が高くなります。
また、働いていない期間が長ければ長いほど不利になり書類選考すら通らないということもあるかもしれません。
一般的にニートと呼ばれる年齢は、15歳~34歳くらいまでと言われています。
その年齢を外れると、つまり35歳からはニートとは言われなくなるようです。
ニートと呼ぶかどうかにかかわらず、企業側からすれば中途採用では即戦力を採用したいと思っています。
この点においてニートは職歴がありませんので相当なハンディを背負うことになります。
しかし、ニートであっても年齢が若ければ、入社してから経験を積む時間が残されていますので、伸びしろを見てくれるなど、採用されるチャンスはあります。
まずは、仕事をすることで何らかの経験を積むことが大事です。
何らかの事情・理由があって働きたくても働けなかった人もいるかもしれません。
働く意欲があるのであれば、ニートになってしまった理由や就職をしようと思った理由などがしっかりと説明でき、採用担当者にアピールすることができれば、就職ができる可能性が広がります。
ニートだからといって諦めず、自分がやってみたいこと、または自分ができることから職探しをしてみてはいかがでしょうか?
企業によって採用スタンスが大きく異なるケースもあります。
これまでの職歴(経験)や実績を重視する企業もあれば、人物重視、やる気重視といった企業もあります。
ハローワークの担当者に相談することで、あなたに合った企業を紹介してくれる可能性も出てきますので粘り強く取り組むことも必要ですね。
まとめ
ハローワークはそんなに怖いところではない、ということがわかっていただけましたでしょうか?
もし、まだ怖いと感じるようでしたら、自宅のパソコンからインターネットでハローワークの利用登録をすることができます。
また、職業訓練についてもどのようなものがあるのか確認することもできますので、ハローワークに行く前に情報収集してみるのもいいかもしれません。
⇒ ハローワーク インターネットサービス
リンク先のどんな求人があるのかを調べてみてから、ハローワークに行ってみてはいかがでしょうか?
もしかすると自分がやってみたい、興味をもてそうな求人が見つかるかもしれませんよ。