湿度の高い部屋にうんざり!湿気対策で快適な空間を目指そう!

湿度の高い部屋にうんざり!湿気対策で快適な空間を目指そう! 生活

ジメジメ・ムシムシ。
梅雨の季節ではなくても、そうした湿度の高い日には誰でも憂鬱な気分になってしまいますね。

もしあなたのお部屋が湿気の多い状態だったとしたら、もううんざりですよね?
何かいい方法はないのでしょうか?

そこで今回は、湿気対策で快適な空間を目指す方法を調べてみました。

 

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湿度が高い状態をそのままにすると影響は?

私たちが感じる快適な湿度はどの程度なのでしょう。

建物を建てる時に、国の法律として快適に保つ湿度基準が定められているってことをご存じでしたか?
その法律(建築物衛生法)では、適正湿度を40~70%と定めているのです。

その基準値を上回ると人は不快感を覚えるようです。

でも、実際の快適な体感湿度はそれよりもう少し低い60%が上限だそうです。

 

(参照)厚生労働省HPより

建築物環境衛生管理基準について|厚生労働省
建築物環境衛生管理基準についてについて紹介しています。

 

基準値を超えた状態をそのままにしておくと、はたしてどうなるのでしょう?

不快を感じ続けることはもちろんのこと、その他にも様々な影響が出てくるようです。

 

体への影響

・熱中症にかかりやすくなる。

よくニュースで話題になる熱中症。
環境省の熱中症予防情報によると、屋内での発生率が40%となっているのです。

特に気温の高い夏の季節は、温度とともに湿度も高くなるので注意が必要です。

 

・疲れやだるさなど、体の不調を感じる。

体温調節がうまくできなくなって熱が体内にこもってしまう結果、疲れやだるさを感じやすくなってしまうようです。

時にはめまいや吐き気などをおこしてしまうこともあるそうです。

 

カビが発生する

カビには様々な種類がありますが、湿度を60%以下に保つことによりそのほとんどのカビの生育を防ぐことができるようです。アレルギー性疾患や感染症、気管支炎など、カビが原因で起こす疾患は私たちが考えている以上に多いため注意が必要です。

 

(参照)「引っ越し宣言」様より

カビの発生と湿度の関係とは?6つの対策方法や予防方法についてご紹介!
暖かく過ごしやすい日が続いたかと思うと、傘が手放せない日も多くなってくるこの季節。カラッとした夏の前には、毎年ジメジメとした梅雨の季節がやってきます。 この時期悩ましいのは、カビ。せっかく買ってきたお気に入りのブランジェ ...

 

(参照)文部科学省HPより

カビ対策マニュアル 基礎編−文部科学省

 

(参照)「D-strage」様より

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またカビの発生により嫌な臭いがこもってしまいます。

壁紙やクロス張りなどが湿気によって剥がれ落ち、黒カビの原因にもなるなど室内環境へも影響が出てきます。

 

このように健康面やカビの発生など、悪影響を及ぼす湿気。
その原因を探してみました。

 

湿度が高い原因を探そう

湿度が高くなる原因として考えられるのはいくつかあります。

建物の構造上の問題や立地条件、日照時間や周りの環境(川や海辺に近いなど)なども影響するようですが、ここでは日常生活における原因を探してみることにしました。

 

空気の循環が悪い

一日中お部屋を閉めたままにしていませんか?

機密性の高いマンションでは特に空気の流れがよくありません。
室内の湿気をうまく逃がすことが出来ないと当然ながら湿度は高くなってしまいます。

 

水回りに注意!

お風呂の浴槽にお湯をためっぱなしにしていたり、食器を水につけ置いたままにしていたりすると、少しずつ水分が蒸発してお部屋の湿度を高めてしまうようです。

 

水蒸気の発生

お風呂やシャワーを使った時や調理中の時には水蒸気が発生しますよね?

また洗濯物の部屋干しでも蒸気は空気中に放出されています。
(だから衣類が乾くのですけれど・・)

魚などをペットにしている場合、その水槽からも少しずつ水分が蒸発しています。
観葉植物などをインテリアとして置いている場合でも同じ原因になるようです。

 

このように、湿度が高くなる原因は日常生活の身近なところに潜んでいます。
あなたの日常生活の中で思い当たることありませんか?

 

では次にその湿気対策について調べてみましょう。 

 

おすすめの湿気対策&グッズ

それでは湿気対策として効果的な方法や防湿グッズなどをいくつか紹介したいと思います。

 

室内の換気

まず、コストがかからず手っ取り早く効果があるのは室内の換気をおこなうことです。

窓を開け風の入り口と出口を作り空気の流れをよくすることで多くは改善されるようです。
扇風機を使って室内の空気を外へ排出すると効果的です。

でも外の気温が高く蒸し暑い日や、雨などで湿度が高い日には逆効果になるので、そういう日は避けた方がいいでしょう。

 

水蒸気を逃がす

手軽に出来るもうひとつの対策は、水蒸気を素早く逃がすことです。

お風呂やシャワーを使った後は必ず換気扇を回し、室内へ蒸気が流れ込まないよう注意しましょう。
調理中の換気扇も大事です。
常に回しておくようにしましょう。

 

洗濯物の部屋干しなどの時にも換気扇を使うといいようです。
下に新聞紙をクシャクシャにしてしいておくと更に効果があるようですよ。

 

お部屋のカーテンを麻の素材に変えてみるという手もあります。
麻のカーテンはお部屋の空気に含まれている水分を吸いこんだりはきだしたりすることで湿度の調整をしてくれるようです。

 

次に除湿対策オススメのお手軽グッズをいくつかまとめてみました。

 

市販の除湿剤

スタンダードですが、まずは市販の除湿剤です。
ホームセンターなどで安く手に入りやすいですね。

クローゼットや靴箱など閉ざされた空間には使い勝手がいいでしょう。

 

最近では吸湿効果の高いモノも発売されていますが、効果は限定的です。
お部屋全体の湿気対策にはいくつも置かないといけないですね。

 

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意外と使われているのが、この炭です。

炭の表面にある無数の穴が、空気中の湿気を吸い取る役目を果たしているようです。

 

(参照)「いい炭ドットコム」様より

炭でタンス・押入れなどの除湿を 備長炭など炭のことならなんでも! いい炭ドットコム
炭でタンス・押入れなどの除湿に

 

炭の種類は大きく分けて《木炭》と《竹炭》があります。

 

木炭として真っ先に挙げられるのが備長炭です。
難点なのは、木炭の中でもコストが高いということでしょうか? 

 

片や竹炭は製法が難しく、精度の高い良い品を選ぶ必要があります。
国産品を選ぶと良いでしょう。
一般的に備長炭よりコスパが良くおすすめです。

 

どちらも調湿効果があり、吸湿に加えて乾燥時にはそれを吐き出すという特徴があります。
消臭効果があるのも魅力です。
インテリアとして置くのもオシャレですね。

 

でもこの万能型のように思える炭も、お部屋全体の吸湿効果はよほどの量を置かない限り期待できません。

 

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重曹

お掃除にも使用できる重曹は除湿効果もある万能アイテムです。

容器に入れて薄い布で覆いゴム紐などで止めて下へ置くだけ。
炭と同じように消臭効果もあるようです。

一石二鳥どころか、使用後はお掃除にも使えるので三鳥というところでしょうか?

ただお部屋全体の吸湿効果のためには相当量を置く必要がありますね。

 

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コスト面を度外視すると

コスト面を度外視すると、断然クーラー(あるいはドライ:除湿機能付き)でしょう。

お部屋全体の吸湿効果はNO.1ですが、長時間利用の場合はコスト(電気代)がかかり過ぎる恐れがありますね。

 

やはり体感的にはこれが一番効果的に感じます。
最近は省エネ仕様(消費電力を抑えた)商品も増えているようですので、月々の光熱費と相談しながら効果的に利用したいところですね。

 

最後に

日本では避けて通れない湿気の問題。

快適に生活するためにも、効果的な湿度対策を行いたいですね。

 

ライフスタイルやご予算に合わせて、自分に合った方法で快適な毎日を送っていきましょう。

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