昨今、食品ロスという言葉をよく耳にします。
日頃から食品ロスを出さないように気を付けていても、野菜が傷んでしまったという経験をしたことはないでしょうか?
また、安売りなどで野菜を多く買ってしまったものの、使いきれずに残った部分を捨ててしまったという人も多いかと思います。
そこで、今回は食品ロスの観点からも、野菜が長持ちする袋の活用例をご紹介してみたいと思います。
冷蔵庫の野菜を長持ちさせるには袋を活用
野菜は冷蔵庫にそのままいれておくと鮮度が悪くなり、あっという間に傷んでしまいます。
人数が少ないご家庭の場合は、気が付いたら傷んでいたということもあるのではないでしょうか?
野菜の鮮度を保つには、野菜を長持ちさせる保存袋を活用してみてはどうでしょう?
野菜の鮮度を保つための保存袋は「エチレンガス」を吸着して野菜を長持ちさせてくれ、ホームセンターや100円ショップで購入することができます。
私も、野菜を長持ちさせるために、いろいろと試してみましたが、この保存袋に出会ったときには、大げさかもしれませんが感激してしまいました。
<<野菜保存袋の商品検索リンク(例)>>
ビニール袋を使った長持ち方法例
野菜はそのまま冷蔵庫にいれてしまうと乾燥してしまい、水分が抜けてしまってみずみずしさがなくなってしまいます。
冷蔵庫での冷やしすぎや乾燥を防ぐためビニール袋にいれることにより長持ちします。
また、カットした野菜や包丁をいれてしまった野菜は傷みやすくなるため、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存します。
しかし、カットした野菜や包丁を入れてしまった野菜は、なるべく2~3日で食べきるようにすることをお勧めします。
ビニール袋での保存方法について、ご紹介します。
トマト
10℃~15℃が保存の最適温度で、冷蔵庫の野菜室で保存します。
保存期間は2週間程度です。
赤く熟したトマトはビニール袋にいれて冷蔵庫の野菜室で保存し、青い部分が残っている場合は常温で追熟させて赤くなってからビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
きゅうり
10℃~13℃が保存の最適温度で、ビニール袋にいれて冷蔵庫の野菜室で保存します。
保存期間は1週間程度です。
ぺーパー×ビニール袋はさらに良し!
ビニール袋を使って野菜を長持ちさせる方法をご紹介しましたが、ビニール袋に入れる前にキッチンペーパーや新聞紙を使って野菜を長持ちさせる方法をご紹介します。
人参・大根
0℃~5℃が保存の最適温度で、キッチンペーパーや新聞紙に包んでビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
カットしてしまった人参や大根は、ラップで包んでからビニール袋に入れて保存します。
保存期間は約2週間です。
キャベツ
0℃~5℃が保存の最適温度です。
一玉まるごと保存するときには、芯をくりぬいた部分に水で濡らしたキッチンペーパーを入れてから、ビニール袋にいれ芯の部分を下にして保存します。
また、カットしてしまったキャベツは、切り口部分をキッチンペーパーで包みビニール袋に入れて切り口を下にして保存します。
ただし、キッチンペーパーは定期的に交換してあげましょう。
一玉の保存期間は約3~4週間です。
カットしたものの保存期間は、8~10日です。
レタス
5℃前後が保存の最適温度です。
乾燥させないようにキッチンペーパーや新聞紙で包んでからビニール袋にいれて、芯を下にして冷蔵庫の野菜室で保存します。
以上、ご紹介した野菜以外の保存方法については、こちらも参考にしてみてください。
(参考元:For your LIFE )
ジップロックを使った長持ち方法例
ここまでビニール袋での保存方法をご紹介してきましたが、野菜の水分を保った状態で保存するにはジップロックを使うと保存が長持ちします。
ジップロックを使用して保存する場合には、冷蔵で保存したり冷凍で保存したりすることができます。
それではジップロックを使った野菜の保存方法をいくつかご紹介します。
<<ジップロックの商品検索リンク(例)>>
青じそ
青じそはそのまま保存するとあっという間に色が変わってしまいます。
ジップロックのスクリューロックを使用して、青じその軸の部分が浸るくらいに水をいれて立てて保存します。
また、青じその軸の部分にキッチンペーパーを横長半分に切って水で濡らしたものを巻いてゴムで軽く止めてジップロックに入れ、冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
ほうれん草・小松菜
ほうれん草や小松菜は、洗ってざっくりカットしてジップロックに入れて冷凍庫で保存するか、茹でてカットしてから、ラップに小分けしてジップロックにいれて冷凍庫で保存します。
トマト
まるごとジップロックに入れて、空気を抜くようにしてしっかり閉めて冷凍庫で保存します。
(参考:旭化成ホームプロダクツ )
野菜の保存方法の基本は自然に近い状態
野菜を冷蔵庫で保存するときには、自然に近い状態で保存してあげると良いというのはご存知でしょうか?
自然に近い状態というのは、きゅうりや人参、ほうれん草などは立てて保存してあげるとよい状態で保存することができます。
立たせて保存するために、ペットボトルを切ったものや牛乳の箱を切ったものなどを使うと上手に立てて保存してあげることができます。
まとめ
野菜はそのままにしておくとあっという間に傷んでしまいます。
ビニール袋や野菜保存の専用の袋、キッチンペーパーや新聞紙などを上手に使うと長く野菜を保存することができます。
今回ご紹介した保存方法を参考にして野菜を美味しく食べましょう。