こたつの形は一般的に、正方形・長方形・円形・楕円形などがあります。
省エネ効果もあり電気のスイッチで一瞬にして体を温めてくれるこたつは、暖房器具のなかでも優れものです。
こたつを選ぶときには、部屋の雰囲気や大きさ、家族の人数などによって変わってきます。
せっかく選ぶなら後悔はしたくないものですよね?
そこで今回は、こたつの形について比較してみたいと思います。
正方形のこたつは一人暮らしにおすすめ
こたつは家族や友人と一緒に囲むものというイメージですが、一人暮らしにもおすすめです。
こたつの良いところは、地域や電力会社にもよりますが一般的には1時間当たり2~5円と意外と電気代が安く省エネにも効果的な点です。
また、こたつは下半身を温めるため足元などが冷え性の人には効率よく身体を温めることができます。
一人暮らしの部屋に置くと狭く感じてしまうかもしれませんが、大きさとしては、60~70cmの正方形のこたつがおすすめです。
こたつ布団は四隅に切込みが入っているものを使用すれば、裾も広がらず部屋も広く見せてくれる効果もあります。
最近のこたつは、一年中テーブルとして使用できるものも多くあります。
収納場所がないからとあきらめている人でも、手軽に使用してみることができます。
また、ローソファーをおいて、自分だけのゆったり空間を作ってみてもいいかもしれません。
長方形のこたつはファミリーにおすすめ
家族で過ごすなら、正方形よりも長方形のこたつがおすすめです。
長方形のこたつのサイズは長さが105~180cm、奥行が80~90cmが一般的です。
長方形のこたつは、ある程度の部屋の広さがあることが条件となりますが、4~6人程度の人が座っても快適に過ごせる大きさです。
長方形の大きさはファミリータイプとしておすすめですが、家に友人などを頻繁に招く人などにも使い勝手がよい大きさです。
こたつの時期がすぎたらセンターテーブルとしても使用することができるため、家の収納に不安があるご家庭にとっては頼もしい存在となるのではないでしょうか?
長方形のこたつは圧迫感を感じてしまうかもしれませんが、薄めのこたつ布団を使用するのがおすすめです。
薄めのこたつ布団は洗濯が可能なものもあり、春や夏場に使用しないときにはコンパクトに収納することも可能です。
やはり、家族や友人とゆったり過ごすには長方形のこたつが落ち着きそうですね。
正方形と長方形以外の形をしたこたつとその使い勝手
正方形や長方形のこたつ以外で、最近では、丸形や楕円形のこたつも人気があります。
子供がいる家庭には角がない丸形や楕円形がおすすめです。
特に小さいお子さんがいるご家庭では、走り回って転倒して角にぶつけてしまう心配が軽減されます。
また、丸い形は圧迫感を軽減してくれるため、狭い部屋にも向いています。
人を招くことが多い場合には、長方形よりも囲んで座るには座りやすいかもしれません。
こたつ感を出したくないときには、丸形や楕円形は部屋の雰囲気も壊さずにインテリアとしておしゃれな感じを演出できます。
さらにお気に入りのローソファーを置いてみてはいかがでしょうか?
丸形や楕円形のこたつ布団は長方形のものを使用することが可能ですが、最近では専用のものも販売されています。
まとめ
ひと昔前は、こたつの形は正方形か長方形が主流でした。
しかし最近では丸形や楕円形などがあり、北欧風などというこたつも珍しくありません。
ただ温まれればいいという暖房器具としてのニーズだけではなく、おしゃれ感も必要になりました。
あなたの生活スタイルにあったこたつを選んで、楽しいこたつライフを楽しんでくださいね。