みなさんは子供のころ習い事をしていましたか?
親に言われて嫌々習い事に通った苦い経験のある人もいると思います。
しかし、子供の将来のことを思うと、親としては早くから習い事をさせてあげたほうが良いのではないかと悩みますよね。
最近は幼児からできる習い事も多様化してきており、何をいつから習わせたらいいか迷ってしまう親御さんも多いと思います。
そこで今回は、子供が習い事を始める年齢事情や幼児から習い事を始めるメリット・デメリット、幼児から習える習い事や人気の習い事についてまとめました。
何歳から習い事を始めた?先輩ママの声
最近の子どもは何歳から習い事を始めるのが主流なのでしょうか?
子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」の2020年の調査によると、0歳で12%、1歳で20%、2歳で15%、3歳で25%、4歳で40%、5歳以上になると50%以上の子どもが習い事に通っているそうです。
そのうち4歳以上の子どもでは、習い事を掛け持ちする子供が全体の50%以上となっています。
(参考)いこーよ
この数字を見ると、習い事は早く始めたほうが良いという考え方が主流になってきているように見えますね。
実際、様々な種類の習い事で幼児から参加できるクラスが増えてきているように感じます。
習い事の種類によっては難しいものもありますが、基本的には早いぶんには何歳からでも問題ないというのが最近の子育て事情なのかもしれません。
幼児から習い事を始めるメリット・デメリット
幼児から習い事を始めるのが最近の主流になってきていますが、幼児から習い事を始めるメリットはなんでしょうか?
また、デメリットはあるのでしょうか?
まずメリットについてですが、一番は子どもの得意分野を早くから見つけて才能・能力を伸ばしていけることではないでしょうか?
特にスポーツや音楽など芸術系の習い事は、「英才教育」というか幼い頃から始めてプロになったアスリートやアーティストも多いので、やらせたい習い事がある両親は早くから始めたほうが他の子どもと差をつけることができると考えるでしょう。
また、英語や学習塾などは、早いうちから始めておくと学校に進学した際などに有利になる場合があります。
「将来アスリートに!」と思っていない親御さんでも、早いうちから子供に習い事を挑戦させると、その分色々な経験ができるので、好きなことや興味を持てることを見つけるのにも役立つと思いますよ。
反対にデメリットとしては何があるでしょうか?
まず、習い事自体をこどもが嫌がる可能性はあります。
幼い子どもは気まぐれなので、最初は楽しくても毎週気持ちよく通ってくれるとは限りません。
行くのを嫌がって駄々をこねたり、ぐずったりすれば通わせるのも一苦労ですし、習い事をサボったりすると、せっかく月謝を払っているのにもったいないですよね。
0歳児から習い事をさせたいと思っている親御さんなら、幼い子供は体調を崩しやすくお休みになる頻度が高い可能性も忘れないでください。
また、このような理由で習い事を継続できないと、結果的に進学してから有利になるほど身につけられずに終わってしまう場合もあります。
こうしたことを考えると、両親の習わせたい気持ちも大事ですが、子ども自身が本当に習いたいと思っているのかをまず考えてあげるのが一番大事だと言えそうですね。
幼児からできる習い事6選
では、幼児からできる習い事にはどんなものがあるでしょうか?
今回は人気の習い事の中のうち、0歳からレッスン可能な習い事をピックアップしてみました。
水泳
水泳は根強い人気のある習い事です。
ベビークラスは親子で参加するものが多いので、親子で楽しめるのもポイントです。
多くの小学校では水泳の授業がありますし、身の安全のためにも泳げたほうが良いので、通わせる親御さんが多いようですね。
学習塾・公文
「幼児から学習塾?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、公文など一部の学習塾では0歳児から通えるクラスがあるんです。
(参考)Baby Kumon
こちらも絵本などを教材に親子で参加できるものがあるので、子どものためにどんなことをしてあげるべきか悩んでいるママさん・パパさんには、普段の過ごし方のヒントにもなってピッタリかもしれません。
英語
英語も0歳児から習えるクラスがあります。
小さい時に外国で過ごした子どもがバイリンガルになるように、語学も小さい時から触れておくと習得力が変わりますし、歌やゲームなどで楽しく英語を身につけられるので幼児からの習い事におすすめです。
体操・バレエ
体操やバレエも幼児から習うことが可能です。
小さいうちは柔軟性あるので、幼児期から取り組んでいくと身体が柔らかくなったり、バランス感覚がよくなる可能性があります。
特にバレエなどは、あまり大きくなって身体が固くなってしまうと、柔軟性を戻すことに苦労する場合もあります。
「将来はプロになってほしい」と思っている親御さんは、早めに一度挑戦させてあげるのもよいかもしれませんね。
ピアノ・リトミック
ピアノなどの音楽系の習い事も0歳児からやっておくと、音感がよくなります。
最近は楽器を習わせるのではなく、「音楽脳を鍛える」という意図でリトミックという習い事も人気になっています。
(参考)EYS Kids
「音感やリズム感を良くしたいけど楽器は難しそう」と思っている親御さんは、リトミックを検討してみてはいかがでしょうか?
親が子供に習わせてよかったものは何?
ここまで幼児から習える習い事をしましたが、親が子どもに習わせてよかった習い事はなんでしょうか?
上述の「いこーよ」の2020年の調査を見てみると、習い事の人気ランキング上位5位は以下のようになっています。
2位 学習塾・公文
3位 英語
4位 体操
5位 習字
1位の水泳は数年間連続1位とかなりの人気を誇っています。
水泳を習わせてよかった理由としては、「泳げたほうが良いから」という単純な理由だけではなく、「体力の向上につながった」や「喘息の症状がすこし緩和された」などという理由も多いようです。
4位の体操についても、柔軟性やバランス感覚など身体を動かす際の基本的な能力が身につくので「運動神経が良くなる」というメリットから人気があるのではないでしょうか?
また、2位の学習塾・公文、3位の英語、5位の習字については、それぞれ小学校などその後必ず勉強で関わってくる内容なので、早くから習い事でやっておくことで学力が向上したり、周りと差を付けられるといった理由から人気なのでしょう。
やはり子供の将来のことを考えると、運動神経がよくなるものや学校の勉強で役立つものなど、子供の今後につながる習い事が人気になる傾向にありそうですね。
まとめ
以上、今回は子供が習い事を始める年齢事情や幼児から習い事を始めるメリット・デメリット、幼児から習える習い事や人気の習い事についてまとめました。
最近は幼児期からの教育を重要視する家庭のニーズに合わせて、様々な習い事が幼児期から始められるようになっています。
とはいえ、子供に無理強いすると続かなくなってしまってもったいないので、体験レッスンなどを使って、ぜひ子供が喜んで通えるような習い事を選んであげてくださいね。