バレンタインデーは一般的に、好きな人にチョコレートやプレゼントを渡す日ですね。
また恋愛感情とは別に職場など、お世話になっている人達への感謝の気持ちを込めてチョコレートを渡す人もいるでしょう。
いわゆる義理チョコです。
義理チョコも含めればバレンタインデーにチョコレートなどを貰う機会は増えていますので、ホワイトデーにはそのお返しをする人は多いと思います。
バレンタインデーでチョコレートを渡した女性からすると、ホワイトデーに何かしらのお返しを期待してしまうところですが、お返しが貰えるかというと必ずしもそうではないこともあるようです。
ホワイトデーにお返しがなかった時には、ちょっと悲しい気持ちになりますね。
今回はバレンタインデーにチョコを貰ってもホワイトデーにお返しをしない人ってどのような気持ちで返さないのか?
なにか理由があるのかなど、お返しをしてくれない人の心理を調べてみたいと思います。
職場でのお返しは社交辞令!?
皆さんはバレンタインデーにチョコを誰にあげますか?
そしてチョコをプレゼントする時には、お返しを期待しているでしょうか?
恋人にチョコをあげた時には当然お返しは期待するでしょう。
一方、片思いの人に気持ちを伝えてチョコをあげた時には、お返しなど期待していないかもしれません。
しかし、もしお返しを貰えたら嬉しい気持ちになります。
(相手の気持も自分に向いていれば最高ですが、そうでなかったとしてもお返しをもらえたら嬉しい気持ちになりますよね。)
会社勤めの方の場合、同じ職場の女性全員でお金を出し合い、取りまとめて職場の男性全員にチョコを渡すこともあるかと思います。
この場合は大抵の場合、ホワイトデーになれば男性社員からお返しは貰えるでしょう。
いわゆる社交辞令的なものですからね。
これは完全に義理チョコと言っていいでしょう。
同じ職場で働く同僚と良好な人間関係を築くためのイベント的なものと考えれば、ホワイトデーに男性からお返しをしないということはまずありえないと思います。
ちなみに私が以前働いていた職場でも、バレンタインが行事化していました。
バレンタイン近くになると女性社員からお金を集めて、全部署の分を取りまとめて大量のチョコレートを購入します。
女子達は、チョコレートを各部署ごとに分け、男性社員に配ることが通年の行事となっていました。
その職場ではホワイトデーにちゃんと男性社員全体からお返しをいただきました。
お返しは女性一人あたり2000~3000円くらいのものを貰いたように記憶しています。
予算的には消して安いとは言えないものでしたので、個人的にはそんないいものを貰って少々申し訳ない気持ちになりました。
ホワイトデーに返さない人の心理
上述の通り、職場の人にバレンタインチョコをあげるとほぼ確実にお返しが貰えると思います。
それは、社交辞令的なイベントであり、対象者が「全員」だからでしょう。
しかし、職場のようなケース以外ではホワイトデーにお返しをしない人もいます。
義理チョコであるかどうかにかかわらず、職場のような単位ではなく個人単位でのやり取りの場合ですね。
そういう人たちはどのように思っているのでしょうか?
あるアンケート結果があります。(※2017年の記事)
年代別は不明ですが、男女900人にアンケートを取った結果があります。
そのなかの一つをご紹介します。
「Q.ギフトを貰った相手に、ホワイトデーのお返しをしますか?」という質問項目に対して、86.2%の人が「本命や義理に関係なくお返しをする」と回答しています。
また「本命の人にはお返しをする」という人が6.3%です。
意外と律儀な方が多いことが解ります。
しかし7.5%の人は「お返しをしない」と思っている人もいるわけですね。
(参照元:NET MARKETING ホワイトデーに関するアンケート調査 )
そもそもホワイトデーにお返しをしない人は、ホワイトデー自体に興味をもっていない人もいるということが現実です。
また、面倒だと感じている人もいるでしょう。
バレンタインから1ヶ月も間があくと忘れてしまうこともあるのかもしれません。
実際に私の周りにもそのような人がいました。
バレンタインデーに恋人にチョコをあげたのに、お返しが貰えないと嘆いていた友人がいました。
男性になぜお返しをあげなかったのかと理由を聞いたら「忘れてた。」ということでした。
ちなみにその男性は、このままではさすがにまずいと感じたようで、後日、彼女にお返しのプレゼントを渡したみたいです。
友人はお返しのプレゼントを貰えたと喜んでいましたから。
義理チョコにはお返しをしないもの?
先ほどのアンケートからもわかるように、義理チョコであっても、貰ったからにはお返しをしようと思っている人は多いです。
たしかにバレンタインデーにチョコレートを貰ったからといって、お返しをする義務はありませんが、実際のところどうなのでしょうか?
先ほどとは別のアンケートですが、義理チョコについて社会人男性389人に調査した結果があります。
こちらは2021年1月25日付けの記事ですので比較的新しいデータです。
「Q.義理チョコのお返しをしますか?」という質問項目に対して、「する」と回答した人が302人(77.6%)です。「しない」という人が87人(22.4%)です。
(参照元:マイナビ 学生の窓口 フレッシャーズ )
義理で貰っていてもお返しをするという人が8割近くもいることが解ります。
お返しをしないという人は、どうせ義理だからという気持ちもあるのでしょうか?
お返しをするしないはその人の気持ちによりますが、あげた側からするとお返しをしてくれると嬉しい気持ちになるのは確かです。
あくまで個人的な考え方になってしまいますが、恋人同士のような関係性なら、ホワイトデーにお返しをしなかったとしても気持ちを伝える機会は他にもあるかもしれません。
もちろんホワイトデーにお返ししたほうがいいとは思いますが。
一方、義理チョコのお返しの方ですが、バレンタインデーは記憶に残りやすいイベントのひとつと言えるかと思いますので、相手に悪い印象を持たれそうなことはできる限り避けたほうがいいだろうと思います。
そう考えると、むしろ義理チョコの方こそしっかりとお返しをしたほうがいいのかなと思います。
まとめ
以上、バレンタインデーにチョコをもらっても、お返しをしない人は一定割合いることはわかりました。
ただ、お返しをしない理由については明確な情報は見つけられませんでした。
・単に忘れていた
・どうせ義理だしお返ししなくてもいいかと思った
など、想像レベルでは考えられなくもないですが、ちょっと弱いですね。
今後参考になりそうな情報を見つけたら追記したいと思います。
いずれにせよ、義理であれ本命であれ、バレンタインデーにチョコをあげた側の気持ちを考えれば、お返しはしたほうがいいですね。
ホワイトデーにお返しをもらえなかったときは、怒りよりもショックのほうが大きいかもしれません。
お返しをしない明確な理由がある場合はともかくとして、一般論としては、相手を悲しい気持ちにさせないためにも、バレンタインデーにチョコをもらったときは、「お返しするのを忘れてた」なんてことがないようにしたいですね。
職場でのやり取りの場合、男女比率やその時代の経済・懐事情等にも左右されると思いますので。
あくまで個人的な相場観ですが、職場なら一人あたり500円~1000円程度のチョコやお返しで十分な気がします。