皆さんはお風呂は好きでしょうか?
中には、シャワーしか使わないという人もいらっしゃるかもしれません。
あるいは逆に、お風呂に入るのにこだわりがある方も多いかもしれません。
さて、ここでふと気になったことがあります。
お風呂の入り方には正しい順番があるのでしょうか?
そこで今回は、お風呂の正しい入りかたについて調べてみたいと思います。
お風呂に入る順番を意識していますか?
お風呂は健康にも美容にも良い効果をもたらしてくれると言われていますが、お風呂に入る順番も意識することも必要であるとも言われています。
湯船は温かいですが、入浴時には裸になるため意外とお風呂場は寒く感じることもありませんか?
最近では高齢者に限らず、若い人でも急激な温度の変化で倒れてしまうことがあります。
冬は「ヒートショック」、夏は「浴室内熱中症」という血圧の急激な変化が起こってしまうことがあるそうです。
そのような事態を防ぐために、実はお風呂に入る順番は大切なのです。
体をいつ洗うか問題
まず意見が分かれそうなのは「いつ体を洗うか問題」。
男性と女性、あるいはお風呂を利用する人数などの環境によって、お風呂に対する考え方も違うかもしれませんが、先に体を洗ってから湯船に浸かる人と、先に湯船に入ってその後に体を洗う人と分かれるかと思います。
どちらにも言い分はあるでしょう。
「先に体を洗う派」に言わせれば、浴槽のお湯を汚さないようにするために先に体を洗うのが他の利用者に対する気遣いだ、となります。
一方で「先に湯船に浸かる派」に言わせれば、体が温まっていない状態で体を洗うのは心臓麻痺などのリスクを高めるとか、体を温めることで毛穴が開き体を洗う時に垢が落としやすくなるんだ、と言う感じでしょうか?
先に湯船に浸かる派の人も、入浴時にはシャワーや桶でお湯をすくって軽く体を洗い流すことはしているかと思います。
ここでは主に「体をいつ洗うか?」という部分にフォーカスしているとお考え下さい。
シャワーだけや長風呂はNG?
一人暮らしだと水道代やガス代がもったいないと思い、シャワーしか使わないという人も多いのではないでしょうか?
疲れをとるには湯船に全身浸かるのが良いとされていて、健康にも美容にも良いとされています。
シャワーだけでは、身体も温まらないため血液の循環も悪くなり疲労回復もうまくできないとされているようです。
また、逆にダイエットのために長風呂をする人も多いかと思います。
しかし、油分がなくなってしまうため肌が乾燥してしまうそうです。
もし、毎日お風呂に入っているのに肌が乾燥しがちだという人は、お風呂に浸かっている時間が長いのかもしれません。
お肌に優しいお風呂の正しい入り方
肌に優しいお風呂の入り方があったら実践してみたくなりませんか?
特に女子は気になりますよね。
入浴前に化粧を落とす
毛穴が閉じている状態でクレンジングを使って化粧を落とすことより、お風呂で毛穴が開いたときに老廃物が出やすくなります。
化粧を落とすのは、洗面台でもお風呂場でもどちちらでもいいかと思います。
シャワーやかけ湯で体を温める
シャワーやかけ湯をする時には、心臓から遠い足先からしてあげ血圧などが急激に変化しないようにしましょう。
また、かけ湯などをすることによって、体の表面についている皮脂や汚れも落としてくれます。
そのときには、一緒に「お尻」や「足裏」も洗っておきましょう。
湯船に浸かる
半身浴→全身浴をするとよいそうです。
洗い場で髪や体を洗う
髪や体は優しく洗ってあげるようにしてあげましょう。
最近では手で洗うと肌にストレスを与えなくてよいとされていますが、これは好みの問題ですが、ボディタオルやボディブラシなどを使用するときには、ゴシゴシと洗わずに優しく洗ってあげてください。
再び湯船に浸かる
全身浴をするとよいそうです。
※なお医学的に正しいとされる入浴の順番については以下の記事を参考にさせていただきました。
(参考:FYTTE(フィッテ) )
まとめ
医学的に見れば、どうやら先に湯船に使って体を温めてから体を洗ったほうが良さそうですね。
(※専門家の意見を幅広くチェックしたわけではないので、もしかしたら反対意見もあるかもしれませんが)
入浴時の正しい順序を覚えておくと健康や美容の第一歩になりそうですね。
ちなみに私の場合はどうだったかなと考えてみると、偶然にも「先に湯船に浸かる派」でした。
まあそこまで深く考えていたわけでもないですが。。。
ともあれ、お風呂は気持ちのよいものです。
あまり細かいことはこだわらずに入るのが一番かもしれませんが、少しだけお風呂に入る順番を気にかけてみてはいかがでしょうか?