電子レンジで当たり前のようにある謎のお皿ことターンテーブル。
最近ではターンテーブルのない商品も増えてきましたが、このタイプの電子レンジをお使いの方も少なくないはず。
このターンテーブルですが、もし割れてしまったら困りますよね?
どうしていいかわからずに慌ててしまう方も多いかと思います。
今回はターンテーブルの割れる可能性や、割れてしまった場合の対策についてまとめていきたいと思います。
耐熱皿なのに電子レンジで割れることはある?
電子レンジを普通に使っていたら、突然耐熱皿であるはずのお皿(ターンテーブル)が割れてしまったなんてことはあります。
電子レンジでものを温めると、お皿も温かくなり熱による圧力がお皿にかかります。
すると、お皿の内部に圧力がかかります。
そして圧力が限界に達すると割れてしまいます。
元々、耐熱皿は急激な温度変化による圧力の差や膨張を普通がお皿よりも起こりにくい加工をしています。
しかし、過度な圧力や急激な温度変化が起こってしまうと普通のお皿と同様に割れてしまいます。
また耐熱皿自体に傷があると、傷から水や熱が入ってくるため、割れやすくなってしまいます。
土鍋の目止めをする理由も隙間から水が入って割れてしまうのを防止するためだそうです。
皿が割れないようにするためには
お皿(ターンテーブル)が割れてしまうのはいわば不運なアクシデントとも言えますが、できる限り割れないようにするためにこれくらいは心がけておきたいですね。
まず、一週間に一回程度はお皿に傷や汚れがないかの確認をしましょう。
大きな傷や汚れは急激な温度変化の原因になります。
また、お皿を洗ったあと水滴が残らないように、しばらく風通しのいい場所で乾かしておくことも大事です。
ターンテーブルが割れた場合
万が一、ターンテーブルが割れてしまった場合は、その電子レンジのメーカーさんに問い合わせをすると在庫がある場合があります。
取り扱い説明書などに連絡先が記載されていると思いますので、まず電話やメールなどで確認してみてください。
電話の場合、バーコード下にある数字(JANコード)や型番を控えておくと、問い合わせがスムーズに進む場合がありますので手元に必要な情報資料を準備してからのほうが良いでしょう。
純正の製品があればベストですが、古い型の商品ですと販売停止や生産中止等により在庫がない場合があります。
その場合は、手持ちの耐熱皿で対応が可能です。
耐熱皿であれば、百均のものでも大丈夫です。
ターンテーブルの代用品使用の注意点
前述の通り、ターンテーブルは百均などの耐熱皿などで対応が可能です。
しかし、できる限り大きさと重さを本来のターンテーブルに合わせるようにしましょう。
ターンテーブルは熱を食品全体に伝えるためにあるものです。
お皿をふるわせて熱を伝わせ温めることはご存知かと思いますが、食料品の重さに合わせた解凍時間を測る機能もあります。
ターンテーブルが割れてしまった場合、重さで調整をする自動測定ができない場合があります。
さいごに
電子レンジの縁の下の力持ちといっても過言ではないターンテーブル。
快適に長く使えるように、ぜひ参考にしてみてください。